地下深部に微生物を含む広大な「生命体の森」 国際研究で発見[12/12]
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【12月12日 AFP】海底をおよそ2500メートル掘り下げた地下に、数十万年から数百万年にもわたって存在してきた可能性のある微生物を含む、広大な「生命体の森」が存在するという発見が米ワシントンで開かれた米国地球物理学連合(American Geophysical Union)の会議で発表された。
地底の極端な温度や気圧にもかかわらず豊富に存在するこの生命体は、これまで存在が知られてこなかった。何も摂取せずに岩から放出されるエネルギーのみを取り入れて生きており、動きは遅く、まるでゾンビのような状態で存在しているという。
2009年に地球内部の秘密を探るために専門家数百人が集まって結成された国際共同研究機関「深部炭素観測(ディープ・カーボン・オブザーバトリー、Deep Carbon Observatory、DCO)」が、過去10年に及ぶ研究の最新結果を発表した。
DCOによると、地球上の生物のうち、細胞核を持たない単細胞の有機体であるバクテリア(細菌)やアーキア(古細菌)のおよそ70%が地下に存在する。そうした「深部地下生物(ディープライフ)」は炭素重量換算で150億〜230億トンに相当するという。
米オレゴン州立大学(Oregon State University)で宇宙生物学と海洋学を教えるリック・コルウェル(Rick Colwell)氏は「地球の深部地下生物圏は巨大だ」と述べ、これまでに発見された生命体は「非常に素晴らしい、極限の生態系」だと表現した。
発見された単細胞有機体の一つは、海底の熱水噴出孔の中で見つかったもので、121度の環境でも増殖が可能な超好熱菌「Strain 121」(学名:Geogemma barossii)の可能性があるという。
コルウェル氏は「地底の奥深くには少なくとも地表と同等か、ともすればそれを超えるかもしれない遺伝的に多様な生命体が存在しており、われわれはその多くについてまだ解明できていない」と語った。
■地表生物とは明確に異なる
地下深部で生きる同様の奇妙な微生物は、火星など他の惑星の地底にも存在する可能性があるという。
日本の海洋研究開発機構(Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology、JAMSTEC)の稲垣史生(Fumio Inagaki)氏によると、大半の深部地下生物は地表の生物とは明確に異なるという。
JAMSTECの地球深部探査船「ちきゅう(Chikyu)」を使って海底深部まで掘削し、採取された試料は、科学者らに深部地下生物に関する詳細な観察をもたらした。稲垣氏はAFPに対し、「これらの微生物は非常に長い間、ただそこに存在していた」と述べた。
こうした古代の炭層から採取され、研究室へ持ち帰られた微生物や細菌にグルコースを与えると、一部は目覚めたという。
科学者らは深度5000メートルを超える地下でも生命体を発見しており、稲垣氏によると生命体の限界となる境界の在りかはまだ突き止められていないという。(c)AFP
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/1/f/320x280/img_1fa7896bd80ba9d5bdf6ffb733e4a19b194268.jpg
http://www.afpbb.com/articles/-/3201455 「岩から放出されるエネルギー」って放射線ってこと? 良かったな、人類が地上の生物を全滅させても、こいつらは残りそうだ >何も摂取せずに岩から放出されるエネルギーのみ
エネルギーってなんだろう
ニュートリノかな
ダークエネルギーかも >炭素重量換算で150億〜230億トンに相当するという。
石油の枯渇の心配が朗報 こういう極限環境の生物のDNAを調べて、
分子時計で分岐年代を系統樹を作ったら、凄い結果が出そう。
分岐時点が地球の歴史よりも古いくらい異質な種が居て、
パンスペルミアが証明されるとか、
そもそも地球の他の種と類縁関係が全く無い奴が出て来るとか。 そんな深部の高圧化から地上に持ってきたら
殆どは死にそうだな >>22
あーそうなのかな?
熱エネルギーを直接たべられるってすごいよね >>1
さっさと掘り出して、月と火星と金星に
ばらまいてみればいいのに。
きっと何かが起こるよ。 何故、森?
集合体みたいなもんか
なんか不気味ながらも地球の神秘やね 2000年ごろに「未知なる地底高熱生物圏」
という本を読んで、当然のように思っていた 地球は死の星にならんから安心して熱核での大戦争やってね その生物の網の要所要所に核があってだな、
地底を支配し、地上をも支配する存在だと判明するのにあと150年くらいか 名古屋みたいな極限環境でも、名古屋人は普通に生息しとるだでよ 全球凍結とか全面溶岩化したときにここからリブートする
セーブポイント ちなみに世界最大(面積)の生物は
平茸の仲間らしい
一山まるごと同じゲノムだったとか 昔は「石炭や石油は全て光合成の生産物だ」と言われてきたものだったが
少なくとも石油や天然ガスに関しては、光合成生産物以外のものも大量にあるって事だな
更に地下で、生物によるプロセス無しですらメタンや、もっと炭素数の多い有機物は
どんどん一定比率で出来てしまうだろう、という
しかし偉い先生で「それだと大規模な鉱床や油田が出来る説明ができない!」と言っているのがいるようだが どこの惑星にもいるんじゃねえの?
バクテリアサイズだろうけど >>8>>17
化学エネルギーっすね
マントルから生成された岩石は
素の状態なんでいっぱい変化できる
ちなみに水素も発生するんで
マジで石油の発生源の可能性も残ってる >>20
そんな遠い昔まで変異速度一定の仮定が成り立つとは思えないけど… >>37
古細菌が生命の起源てのは
その手のビンクビ効果かもね >>44
変位速度なんて種毎に違ったんじゃなかったっけ?
どっちにしろ調べると面白そうだよね。
生命の起源が古細菌ってのもこれなら納得できる 深海の熱水鉱床にいるハオリムシなどの生物は硫化水素をエネルギー源にしている。
これは食物連鎖の外にいる生物で、発見時に大騒ぎされたね。
地底には、そういった別の食物連鎖があるのかも。 この環境で生きられるなら他の星でも条件満たしてるの結構いそうだな >>37
原核・真核・古細菌のミッシングリンクの原因かもね この生命は寿命がないから下手したら
数十億年生きてるのもいるかもな >>50
それって好気性菌とかとは全く別に生まれたのかね?
なら火星にもいそう そもそも生命が誕生したころの地球は炭酸ガスリッチで、酸素はほとんどなかった。
そのため、最初の生命は硫黄などを栄養素とする嫌気性最近だったと考えられている。
嫌気性最近の中に、光合成で二酸化炭素から炭水化物を合成するものが誕生し、
そいつらが、浅海中から地上までという人類を凌駕する広さで活動域を広げ、
大気中に酸素という有毒なガスを広めていった。酸素により海中の鉄イオンは酸化
され海底に厚く堆積するなど、現生人類も真っ青なレベルでの環境破壊を行った。
この過程で嫌気性細菌の住処は極端に制限される事となった。
この環境破壊を乗り越えて、毒ガスの酸素をエネルギー源とできる好気性細菌が
誕生し、その後は酸素濃度の濃淡の変化はあれど、ずっと酸素に汚染されっぱなし
なのが現在の地球環境の特徴と言える。 火星、金星辺りには地下に微生物居たら面白いな
高等生命存在の確率が跳ね上がりそう お知らせします
ハビタブルゾーンが改訂されました
これまでの探索は無効です >>60
金星って硫酸の雨が降ってるけど、地下で嫌気性の生物がいたら
上手く酸化還元反応で生きる生物もいるかもなあ >>38
その元記事、25年くらい前にNatureの表紙を飾ったな。
面白い論文だった。 >>61
生命ってのは簡単に誕生する
んなわけないわな 地表で人類全滅でも、温暖化と熱地獄で海が蒸発しても、生命は残るということだな。
北朝鮮は安心して、核戦争始めれるね。 ☆ 改憲しましょう。『憲法改正國民投票法』、でググってみて
ください。国会の改憲発議はすでに可能です。平和は勝ち取るものです。
拡散も含め、ぜひよろしくお願い致します。☆ コドンの指定がありえなかったり
だいぶアレなリボソームをもってたりしないかな
ダブレットだったらメチャすげえ こいつらが神経ネットワークで繋がってて地球の生態系を調整するコンピュータになってると思うわ 地球の生物の大半が地下に住んでるバクテリアだからな
地表という限られた薄い空間には、ほんの一部の特殊な生命が存在しているに過ぎない >>1
>非常に素晴らしい、極限の生態系
逆だよ
量的にも起源的にも、地下が生物の主となる生活圏
むしろ地表が生物にとって「極限の生態系」
歴史的にも、つい最近になって生物がようやく進出できた、まさに極限の世界 逆じゃね?人間から見て住めそうにない星でもまったく別の形態の生命がいる可能性ができたんじゃないの 地上はミトコンドリア勢力(好気性生物)が支配し繁栄した
反ミトコンドリア勢力(嫌気性生物)は地下に逃れて繁栄した
また、ミトコンドリアDNAによって最初の女を特定した
皇祖の天津神・女神アマテラスは、地上は我が統治するべき場所であると主張し、国津神に国譲りを迫った
最終的にスサノオは根の国(地下)に住み着いた
日本神話の通りだな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています