【生物学】自然林の土壌から16種類もの新種の「巨大ウイルス」が発見される[12/01]
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一般的にウイルスといえば非常に小さいサイズのものであると考えられていますが、2003年には研究者たちが「細菌と同じほど巨大で1000を超えるほど多くの遺伝子を持っている巨大ウイルス」を発見したことで、従来のウイルスの定義が覆されようとしています。そんな巨大ウイルスを「自然の森林土壌から発見した」と、アメリカの研究チームが報告しています。
Hidden diversity of soil giant viruses | Nature Communications
https://www.nature.com/articles/s41467-018-07335-2
Scientists Have Found Rare Giant Viruses Lurking in The Soil of a US Forest
https://www.sciencealert.com/scientists-discovered-rare-giant-viruses-lurking-in-harvard-forest-soil-under-massachusetts
Rare and diverse giant viruses unexpectedly found in a forest soil ecosystem
https://phys.org/news/2018-11-rare-diverse-giant-viruses-unexpectedly.html
マサチューセッツ大学アマースト校の北東28マイル(約45km)には、過去30年間にわたって「地球温暖化による環境への影響」を調査するため、人工的に温暖な環境が作り出された研究林が存在しています。地中に凍結防止用の加熱ケーブルが埋め込まれた研究林では、土壌温度が通常の自然環境よりも5度高い状態に保たれており、地球温暖化によって土壌温度が上昇した場合の研究データを生み出しているとのこと。
そんな屋外に作り出された研究林でマサチューセッツ大学アマースト校の生物学者であるJeff Blanchard氏は土壌を採取し、土壌に含まれる微生物コミュニティの分析を行いました。「私たちは巨大ウイルスを探そうとしていませんでした。目標としてはバクテリアを土壌サンプルから直接分離し、温暖化によって微生物コミュニティにもたらされた変化を調べようとしていたのです」とBlanchard氏は語っています。
ところがBlanchard氏の予想に反し、土壌サンプルからは16種類もの「全く新しい巨大ウイルス」が発見されました。ほとんどの巨大ウイルスの研究では、巨大ウイルスの宿主となる原虫やアメーバを培養して採取するというプロセスを取っていますが、この方法では特定の宿主に集まる巨大ウイルスしか観察できません。さらに巨大ウイルスが自然から発見された場合は水生環境で見つかっているものばかりであり、陸地の森林から発見された今回のケースは非常に貴重であると研究チームは考えています。
宿主を培養する方法によって巨大ウイルスを観察するのではなく、土壌から直接サンプルを採取して巨大ウイルスを分離することで、従来よりも多種多様な巨大ウイルスを観察できるようになります。環境サンプルから直接回収されたゲノムDNAを扱う研究分野はメタゲノミクスと呼ばれており、培養が困難なウイルスや細菌の遺伝子を解明する新たな手法として注目されています。
研究チームの生物情報学者であるFrederik Schulz氏は、今回の研究において細菌や巨大ウイルスの同定を手助けしたとのこと。Schulz氏は「今回の環境サンプルは土壌の表面を引っかいたものに過ぎず、さらに大量のサンプルを入手して分析を行った場合、新たな巨大ウイルスの発見数は2倍、3倍、ひょっとすると4倍にまで膨れ上がるかもしれません」と今後への期待を語りました。
https://i.gzn.jp/img/2018/12/01/giant-viruses-found-forest-soil/01_m.jpg
GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20181201-giant-viruses-found-forest-soil/ >>18
ウイルスの研修施設を建てようとしても、
周辺住民が「怖いからやめてー!」って言うから? >>6
凄く不思議なんだけど、なんで自己増殖が生命の大前提になるの?
定義されてるからと言えばそうなんだけどさ
生命の大半が自己増殖出来るからと言ってそれを基準にウイルスを生命と見做さないのは盲目的な気がする
第一生命と自己増殖って関連性が薄い気がするし
ウイルスを生命と認めたらどんな問題あるん? NHKヘウレーカで
巨大ウイルス特集をやってたな
今まで研究者が少なかったので
あまり知られていなかったそうな 生物と非生物のちがいは考え出すとわけ分からんけど
細胞と非細胞なら割とはっきり分かる ウイルスは細胞じゃない >>22
なんの問題もないよ
ウィルスを生命の定義に含めたとき、
学者連中にウケる議論ができればそれでいい
出来なくても、スルーされるだけ
ただし、アホな学校教師を相手にする時だけは要注意だ
相手のレベルに合わせてやる配慮ってもんが必要だ こういうのがあるから夢があるなあ
自分も本当はこういう道に進みたかったのに
親のせいで くっそ >>31
ウィルスに侵入された宿主細胞の遺伝子複製機構と蛋白質合成機構がウィルスを複製する 今のところ、生物学者は生命を上手く定義できていない。
というか「何が生命か」を解っていない。
オートポイエーシス的なのをもっと明確にする必要がある。 >>17
極々局地的で些細な人間の経済活動を
他の自然現象と比較もせず 大仰に考えるから
そうやって簡単に温暖化詐欺にひっかかる
でも大丈夫 人類の8割以上はおまえみたいな連中だから >>31
普通の生物の細胞増殖とほぼ同じ
但し、増殖に必用なものは侵入した細胞から得る
侵入した細胞の成果にタダ乗りしてる形
寄生生物に似てるけど、通常の寄生生物は生物レベルのタダ乗りに対し、
ウィルスは分子レベルでやるのが違い >>3
生命の定義が分裂って昔の考え方
生命の定義を代謝とするならウイルスは代謝しないから生物ではないぞ 分裂というか増殖っていうべきだったか
ウイルスは多細胞の使って増殖するけど、外部から分子取り入れて自己のエントロピーを保たないつまり代謝しない >>1
一番右の巨大ウイルスに後ろからのし掛かられたらアァーっていいそう。 >>29
これホンマなんかな。ファージ研究ってぱたっとされなくなったし
アポロの月着陸映像みたいなものかもしれない >>38
それはひとつの考え方に過ぎない。多数派かどうかは知らないが。
結局のところ、生命という単位を、どの境界線で区切るかということか。
細胞膜で区切るのは簡単だが、それでは済まない。 大昔から地球にいたんでしょ。
未知のウイルスが見つかっただけでしょ。
宿主を確定しないとね。 >>17
頭悪過ぎ
地球の気候を変動させているのは太陽活動だ
根本的に分かってないね >>29
最初にファージの図を見たときは
「なんぼなんでも戯画化しすぎだろ」と思ったが、実はリアルにそんな形と知って驚愕したわ 最強のウイルスそれは人間
地球の資源に寄生しないと自己増殖出来ない
カテゴリーは全部ウイルスでしたとさ >>38
ウイルスを生物だと定義すると、人類はもう生物を作り出せてしまうんだよな
人類はもうATGCの組み合わせでスクラッチのRNAウイルスを設計して合成できるけど
それをもって人類が人工生物を産み出したと言っていいものか… ウィルスの造形って割とガチで宇宙人が何億年も前にバラ撒いたナノマシンとか言われても納得しそうな感じよね >>12
ドーキンスの信者あたりからDNAを過剰に信仰するものが増えたが
本来生物は遺伝情報と代謝と境界で定義されるもの
ウイルスは量子状態のときは代謝がなくて代謝(増殖)状態のときは仕切りがなくなる
機械みたいなもの
なお生物に似たもので遺伝情報が書けているものとしては河のようなものがある
河には境界と代謝(に似た物質の)出入りがあるが遺伝情報がない >>3
>>6で論破されてるけど、何回言えば理解出来るのかな?おつむおじいさんかな? んで、ウイルスの定義が変わるとする根拠とどう変わるのか?は伝えてないよねこの記事 >>25
これか
又吉直樹のヘウレーカ!「インフルエンザに何度も“とりつかれる”のはなぜ?」
https://www4.nhk.or.jp/heureka/x/2018-11-07/31/26533/1426023/
ウイルスとかけて妖怪と解く。
そのこころは「ヒトに取り付きます」というのは東京理科大・武村政春さん。
これまではヒトに病をもたらすウイルスの研究が盛んに行われてきたが、
ウイルスには胎盤の形成に欠かせないなど、ヒトに役立つものもあることがわかってきた。
続々と従来の常識をくつがえす発見が相次ぎ、
武村さん自身も2015年にトーキョーウィルスという巨大ウイルスを発見。
今回、又吉と新たなウイルス発見を試みる!
【出演】又吉直樹,【解説】東京理科大学 教授…武村政春,【語り】吉村崇 >>12
RNAのウィルスもいるけどね
>>22
まったく問題ないです
>>51
遺伝情報で定義するのは流行らなくて
進化で定義する方が主流なんじゃなかったっけか ニーチェ哲学では生命とは力の意志だね
力を強化しようとするものが生命だという考え
色々な事物を良いと悪いに分けて悪いと判断したものを克服しようとする意志
免疫やストレス応答などがそれをやっている 土から分離した何かにRNAがあることがわかったとして、宿主も不明、増殖過程も観察しないでウィルスと決める手法が何かあるんだな? >>29を見ても生物じゃないと思える人はアホ
DNAだけがふわふわ飛んでると思ってるんだろうな
実際は外殻や足、自らのDNAを注入する開閉する口まである
細胞の定義に囚われてそれより小さい構造物を理解できないでいる >>60
だから「個別事例じゃなくてちゃんと定義を示そうぜ」となって、そこで悩んでる学者がたくさんいるわけでな… DNAの情報量が多いか少ないかの差でしかないのに馬鹿ばっかりだね >>3
そんなん定義しだいだから把握しやすい定義を作ればよろし
カテゴライズよりもそのものの性質を知り
さらに由来を推測することのほうが大事 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています