【IT】英マンチェスター大、脳を模した世界最大の“ニューロモーフィック”スパコンを稼働開始[11/07]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
英マンチェスター大学は11月2日(現地時間)、世界最大規模となる、脳の構造を模した“ニューロモーフィック”スーパーコンピュータのマシンの稼働開始を発表した。
「ニューロモーフィック」とは、動物の脳の働きを模したものを指す。ニューロン(神経細胞)は神経系を構成する細胞で、生物の脳を構成する基本要素となる。
このニューロンは、おもに純粋な電気化学的エネルギーである「スパイク」を放出することによって情報を伝達しており、ニューロモーフィックコンピューティングは、電子回路を含む大規模なコンピュータシステムで、スパイクによる情報伝達を機械内で模倣するという仕組み。
今回マンチェスター大で稼働したスパコンは、「Spiking Neural Network Architecture (SpiNNaker)」と称する独自プロセッサを100万基搭載。同プロセッサは、1基あたり1億個のトランジスタを備え、秒間2億回の処理が可能となっている。
同大学によれば、地球上でもっとも大規模にニューロンをリアルタイムにモデル化できるマシンであるという。
構築開始は2006年で、資金として1,500ポンド(約22億円)を調達。構想から20年が経過した2018年11月にようやく稼働開始に至るという、大規模なプロジェクトとなる。
SpiNNakerでは、標準のネットワークを介して、A点からB点へ大量の情報を送信する従来のコンピュータと異なり、脳の大規模な並列通信アーキテクチャを模倣し、数千の小さな情報を、数千の異なる目的地に同時に送信するという。
ネズミの脳のニューロン数は約1億個で、人間の脳は1,000億個ものニューロンを備える。人の脳の約1,000億個のニューロンは、約1,000兆個のシナプスを介して高度かつ相互に接続されているため、極めて複雑な構造となっている。
同プロジェクトでは最終的に、人の脳の1%の規模に相当するニューロン(10億個)をリアルタイムでモデル化することを目指している。
すでに同大学では、感覚からの情報を受け取って処理する、脳皮質部分の8万ニューロンのシミュレートなど、分離された脳ネットワークの範囲内で、高レベルなリアルタイム処理のシミュレーションにSpiNNakerを活用しているという。
https://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1152/148/01_l.jpg
PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1152148.html てか人間というか生物の脳ってめちゃめちゃエネルギーのコスパ良いって事だな
やっぱ神様スゲーわ 脳内分泌物とか脳の先に繋がって様々な刺激を伝える器官あってこその脳なんじゃないんか 脳細胞って多ければ多いほど知能が高くなるって代物でもないような
少ないよりはいいのかもしれないけど、どっかに最適個数ってのがあるんじゃないかな
何にせよ期待の研究だね
量子コンピューターよりよっぽどいいと思う 神経系のニューロンの総数
ヒト 860億
アフリカゾウ 2570億
アフリカゾウが好き!
大脳皮質のニューロンの総数
ヒト 210億
ヒレナガゴンドウイルカ 372億 SpiNNaker
https://en.wikipedia.org/wiki/SpiNNaker
SpiNNaker (Spiking Neural Network Architecture) is a manycore computer architecture designed
by the Advanced Processor Technologies Research Group (APT) at the School of Computer Science,
University of Manchester,[1] led by Steve Furber, to simulate the human brain (see Human Brain Project).
It uses 1 million ARM processors [2] in a massively parallel computing platform based on spiking neural networks.[3][3][4][5][6][7][8][9][10][11]
The completed design is housed in 10 19-inch racks, with each rack holding 100,000 cores.[12]
The cards holding the chips are held in 5 Blade enclosures, and each core emulates 1000 Neurons.[12]
SpiNNaker is being used as one component of the neuromorphic computing platform for the Human Brain Project.[13][14]
On October 14, 2018 the HBP announced that the million core milestone had been achieved.[15][16] >>13
生まれたてが一番脳細胞の数は多いんだ。
それから5歳位までに半減する。
要らん部分が勝手に死ぬ。 完全に人の脳を模した機械が意識を持たないはずはない SpiNNaker: A 1-W 18-Core System-on-Chip for Massively-Parallel Neural Network Simulation
https://ieeexplore.ieee.org/document/6515159
1プロセッサ ARM968 x 18コア、130nm、180MHz、1W/プロセッサ
1ボード 48プロセッサ、864コア
1ケース 24ボード、20,736コア
1ラック 5ケース、103,680コア
1システム 10ラック、1,036,800コア、90kW
SpiNNaker: Enhanced multicast routing
http://dx.doi.org/10.1016/j.parco.2015.01.002 >>8
SpiNNakerはニューラルネットの低消費電力での
シミュレーションに特化したシステム。LINPACKやHPCGも
計算できるかもしれないけど、かなり遅いと思われる。
CPUコアはマイコンレベルだからね >>18 18コアだけど1コアはモニター、1コアは歩留まり対策で正味16コアだな SpiNNaker 「ムニャムニャ・・・出汁を捨てるなブリカス」 感情なんて単なる化学反応の結果だ。神秘でも何でもねー。
同じ構造の物を作ったら当然感情だって発生するよ >>2
人間は今のところ意識や知性をきちんと定義できていないから、
機械で知性や意識を実現出来ないと証明するのは論理的に不可能なんだよね
せいぜい、「機械は人間じゃないから」みたいなトートロジーを振り回すのが関の山 いいねえ
これで生物の神経系の研究も進んだりするといいな >>28
と、化学反応の結果が書き込込みを発生させております >>28
同じ構造のものを作っても、何も働かない。
生物はその構造自体も環境によって成長過程で構築する。
だからシミュレーションを使った脳細胞と脳の構造の研究は
大きな潮流だと二つの方法で行われている。
・自然の脳の一部構造をシミュレーションし、各部位にどう
刺激が伝わるかを追い、我々の脳の動きに繋がる現象を探す。
(刺激・記憶の信号解析や再生法などもこれに含まれる)
・ニューロンおよびそれを論理回路もしくはプログラムで
模したパーセプトロンを最小構成で人が使えるデバイスにする。
いまの研究では人工脳だけでは、(本物の細胞でもシミュレーションでも)
生物は生まれないとされている。刺激の実感や映像の理解だけでも、
成長過程の経験がないと有効な情報が定着しない。特に哺乳類は
論理で考え、ときには完全な勘違いの決めつけでも許容し、後に
意味を修正し、関連情報をごそっと置き換える仕組みもある。
なのでいまは脳細胞と脳の構造や情報の解析には完全に生物と合致
するシミュレーションではなく、部分的な解析を行い、部分的な成果を
蓄積することを繰り返してる段階だよ。 インターネットを使った分散コンピューティングじゃ効率悪いのかね
セキュリティと通信障害の問題が大きいだろうけど >>7
自己組織化するマイクロマシンだよな
すごいよ >>37
アプリケーションは要らないから、物理層(NIC)にでもニューロンを模した機能を追加すれば、大規模疑似ニューラルネットワーク作れそうだよね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています