【医学】毎年変化するインフルエンザウイルスへの抗体がラマを用いて生み出せるかもしれない[11/05]
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インフルエンザウイルスは人体の免疫システムを回避するために、常に変異する「究極のシェイプシフター」ですが、「インフルエンザウイルスの中でも不変の部分」を狙うことであらゆるインフルエンザウイルスに対抗する新たな治療法が探られています。
Universal protection against influenza infection by a multidomain antibody to influenza hemagglutinin | Science
http://science.sciencemag.org/content/362/6414/598
Llama blood clue to beating all flu - BBC News
https://www.bbc.com/news/health-46078989
https://i.gzn.jp/img/2018/11/05/influenza-infection-llama-blood/02.png
インフルエンザウイルスの厄介なところは、免疫系の隙を狙うために毎年のように変異してきて、前年は効いたワクチンが効かなくなることがあるという点です。このため、科学者たちは、ありとあらゆるインフルエンザウイルスを倒す方法を探してきました。その中で、スクリップス研究所の集積的構造&コンピューター利用生命科学部門や、ヤンセン研究開発などの共同研究チームが着目したのは「ラマ」です。
人間の持つ抗体は、ウイルスの先端部を攻撃する傾向があるのですが、この部分はインフルエンザウイルスがもっとも容易に変化させられる部分でもあるため、インフルエンザウイルスが異なる形をとると攻撃が通用しなくなってしまいます。
一方、ラマの抗体は、人間とは比べものにならないぐらい小さいものなので、インフルエンザウイルスが変化させられないような深い部分まで攻撃することが可能だとのこと。
研究チームでは免疫反応を刺激するため、ラマを複数のインフルエンザウイルスに感染させ、多くのインフルエンザウイルスを攻撃可能な抗体を探し出しました。この抗体を、致命的な分量のインフルエンザウイルスを投与されたハツカネズミに与えたところ、60種類いたウイルスのうち、1種類をのぞくウイルスを倒すことができたとのこと。また、この残り1種類は、人間には感染しないタイプのインフルエンザウイルスだったそうです。
この研究はまだ早期の段階にあり、研究チームでは臨床試験に入る前に、より多くの実験を重ねたいと語っています。
GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20181105-influenza-infection-llama-blood/ 関になってるのけい 居留守使ってしらばっくれてる
人のとこは血で苦してる全然違ううちだ よそ!!
苗字よめないの? これ 賞とるかもな やつらが見逃せばなw
わたしからは以上だな ミカエル(悟ったもの)より。 中和抗体が
● 型に依存しない
● 人間の他のタンパク質に反応しない
ことが必要だね。全部のインフルエンザウイルスを阻止しても、副作用があれば
使えない。 ラマてなんだよ
リャマもしくはジャマだろ
わざとか >>12
スペイン語じゃなくて英語読みしたんだろう。 微生物で「抗体医薬」安く 生産コスト10分の1に
ttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO40178310Y9A110C1TJM000/
抗体医薬を開発するには体内に入れる抗体を人工的に大量に作る必要があり、現在は主に遺伝子を改変した動物の細胞から
作っている。だが動物の細胞は増えにくく、育てるのに使う培地も高額になる。このため、増えるのが速くて安い培地で育つ微生物に
抗体を作らせれば、生産コストを抑えられる見込みだ。
東京農工大の浅野竜太郎准教授と米ノースカロライナ大学の早出広司卓越教授は、光合成をする微小な藻「シアノバクテリア」に
着目した。遺伝子を導入し、がん細胞の表面にあり増殖に関わる分子「EGFR」と、がんを攻撃する免疫細胞の分子「CD3」の
両方に付く抗体を作らせた。
この抗体を入れると、ヒトの胆管がんの細胞は24時間後に死滅した。今後は遺伝子改変などで生産量と純度を高めて、企業と
実用化を目指す。
埼玉大学の根本直人教授や琉球大学の村上明一助教らは人工合成したDNAなどを使い新たな抗体を発見。大腸菌に遺伝子を
導入して作ることに成功した。がん細胞の一部で表面にある分子に結合することを確かめた。
「分子が小さいので、がん組織の奥にある幹細胞を攻撃できる」(根本教授)。
鹿児島大の伊東祐二教授と徳永正雄名誉教授は、ヒゲタ醤油(東京・中央)の技術を使い、土中から見つけた「グラム陽性菌」に
遺伝子を導入した。乳がんの抗体医薬「ハーセプチン」の構造の一部となる抗体を作らせた。
診断への応用も見込んでいる。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています