0001しじみ ★
2018/11/02(金) 23:29:52.23ID:CAP_USER通常、脊髄を損傷すると脳からの電気信号が足に届かなくなる。研究チームは、足を動かすという患者の意図を反映するような電気信号を、足の動きの計測データやコンピューターシミュレーションなどを活用して作り出した。
患者が動かしたいと思うタイミングに合わせて、発信装置から脊髄に埋め込んだ電極に信号が流れることで、あたかも脳から刺激されたような状態にした。
脊髄損傷になって4〜6年の20〜40代の男性3人に、この方法で5カ月間リハビリをしたところ、いずれも運動機能を示すスコアが改善した。動かなかった足が動くようになった患者もいた。痛みなどの感覚でも改善が見られた。手でも同様の効果が確認された。
脊髄損傷は、iPS細胞を使った治療法の研究も進められている。脊髄損傷のリハビリに詳しい国立障害者リハビリテーションセンター研究所の河島則天さんは、「今回のような技術の進歩が再生医療の成果と融合すれば、患者が再び歩く機能を取り戻すことも夢ではないだろう」と話す。
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朝日新聞デジタル
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