見つかったエビは、はさみ部分が白く、甲羅の長さは約5ミリ。全長が約2センチなのに対し、はさみが約3センチと大きい。スベスベオトヒメエビ属のエビは世界で20種発見されており、国内では6例目。
研究成果は7月26日に学術誌「Zootaxa」で発表した。新種のエビとして、これまでにダイバーからの目撃情報はあったが、研究されていなかったため、標本がなく、名前も付けられていなかった。
藤田准教授によると、新種と最も似た種類が大西洋で見つかっており、「海底洞窟という閉鎖的な環境に住むにもかかわらず、遠く隔てられた海域に分布している。今後、分布や進化も研究したい」と展望した。
■発見されたオクノスベスベオトヒメエビ
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琉球新報 -
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