【脳神経学】ロッククライミング界のレジェンド「アレックス・オノルド」が持つ特徴的な脳とは?[07/08]
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ロッククライマーのアレックス・オノルド氏は2012年にエル・キャピタンの登山ルート「ノーズ」を
2時間23分46秒の世界記録で登頂したことや、
2017年には高さ約915mもあるエルキャピタンの「フリーライダー」を道具を使わずに登り切ったことから、
「ロッククライミング界のレジェンド」として知られています。
多くの人は「オノルド氏はなぜ無謀とも言えるチャレンジを繰り返し行えるのか?」と疑問に感じてしまいがちですが、
実際にオノルド氏の脳を調査した神経科学者によると、
「通常の人とは異なる脳のはたらきがある」ことが明らかになったそうです。
Legendary Rock Climber Alex Honnold Gets Put Into an MRI, and the Results Are Surprising
http://nautil.us/issue/61/coordinates/the-strange-brain-of-the-worlds-greatest-solo-climber-rp
保護具などを使用せずに岩壁を登るフリーソロ・クライミングおいては、
地上から約50フィート(約15m)を超えた時点で誤って落下すると死に直結すると言われています。
そのような「失敗したら死ぬ」ことが明確なフリーソロは、
経験を積んだロッククライマーでさえもためらってしまうような登り方と言えます。
その中で前人未到の実績を積んでいるオノルド氏に対して、
クライマーたちは同氏を「恐怖を感じない人」として考えるようになっていました。
しかし、オノルド氏は「自分の登山ビデオを見るだけでも緊張してしまう」と語っており、
他のクライマーたちと同様の恐怖の感情を持っていると主張しています。
サウスカロライナ医科大学で神経科学の教授を務めているジェーン・ジョセフ氏も他のクライマーたちと同様に
「オノルド氏は通常のクライマーとは恐怖の感じ方が違うのではないか?」と疑問を持つようになりました。
そこで、ジョセフ氏は、脳の活動を視覚化できるfMRIを使用してオノルド氏の脳を分析してみたいと考えて、
オノルド氏に「脳を分析させてほしい」と依頼。
すると、オノルド氏は自身の脳を調査することを快諾し、fMRIによる分析が実現することになります。
実際に恐怖を感じたときのオノルド氏の脳をfMRIで調査した結果が以下の画像です。
左がオノルド氏の脳、右が同氏と同世代のロッククライマーの脳を示しており、
色のついている箇所が恐怖を感じた時に活動している場所を表しています。
2つの画像を比較してみると、右側のクライマーは恐怖を感じるときに活動する白い十字部分の扁桃体が機能していることがわかりますが、
オノルド氏は扁桃体の部分が活動しておらず、恐怖を全く感じていないことが明らかとなりました。
オノルド氏のように扁桃体が機能していない人には別の問題が発生することが知られています。
例えば扁桃体を破壊してしまう病気として知られているウルバッハ・ビーテ病を発症した患者の場合、
恐怖を感じないこと以外に、普通の人なら気にしないような問題でパニックになるなどの症状が現れることがあります。
しかし、オノルド氏にはそのような問題は発生しておらず、
あらゆる検査を行ったジョセフ氏も「彼はとても健康的で異常な部分はない」と太鼓判を押しています。
https://i.gzn.jp/img/2018/07/08/worlds-greatest-solo-climber/01_m.jpg
https://i.gzn.jp/img/2018/07/08/worlds-greatest-solo-climber/00_m.jpg
https://i.gzn.jp/img/2018/07/08/worlds-greatest-solo-climber/03_m.jpg
GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180708-worlds-greatest-solo-climber/
続く) 続き)>>1
オノルド氏は「最初から危険なことに対して無謀にチャレンジできていたわけではない」と話しており、
ロッククライミングに本格的に取り組み始めた19歳から10年以上に渡る長い努力の末、
恐怖心を感じづらい状態にできたとのことです。それまでは、足を滑らせたり、コース外に出て未知の地形に出くわしたり、
鳥などの動物に驚いたりするハプニングですぐに動揺していたそうですが、オノルド氏は「これらを何度も何度も体験し、
克服し続けて行くことで、おのずと不安な気持ちを抑えられるようになった」と語っています。
テキサス大学で心理学の准教授を務めるマリー・モンフィス氏は、オノルド氏の恐怖心を克服してきた経緯について、
「教科書通りの克服プロセスのようです」と述べており、恐ろしい記憶を恐怖ではない記憶に上書きしたり、
恐怖とは全く別の解釈を加えたりすることで、恐怖心を克服できることを示唆する研究結果に示された通りであるとしています。
モンフィス氏は、オノルド氏の克服プロセスは並大抵のことではないと前置きしつつも、
「恐怖を経験する状況を何度も何度も生み出し、それを克服し続けることができれば、徐々に恐怖を克服できるはずです」と説明しています。
オノルド氏は「最初から恐怖心がなかったとしたら、冷静に行動できるようになる」と語っており、
恐怖心が失敗する大きな原因であると考えています。
ジョセフ氏によると「オノルド氏は集中力、忍耐力、計画性、物を見る能力などが普通の人よりもはるかに優れている」とのことで、
誰もがオノルド氏のように高度なフリーソロ・クライミングを行うための能力を持っているわけではないとしています。
しかし、恐怖を何度も繰り返し体験し、克服し続けることは「恐怖心を抑えることができたり、
新たな勇気を呼び起こしたりすることにつながるかもしれない」とジョセフ氏は語っています。
GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180708-worlds-greatest-solo-climber/ 高所平気症の人って恐怖を感じる部分の脳が麻痺してると思うマジで >>3
支那で高層ビルの屋上の縁で動画撮影中に墜落死したやつがいたが、あいつかww 生まれつきかどうかは知らんが十中八九練習や努力じゃあどうにもならんってことだな
適性が有るかどうかは遺伝か生まれによる 修羅場をくぐった人がちょっとしたことでは動じないっていうのは見聞きするし、地震大国日本の恐怖心が諸外国のそれより遙かに小さいらしいこともしばしば聞く。
ある意味免疫を作ってるようなものか。元々高いところが怖くないって人は先祖の血にその耐性があったり高さに対する悪いイメージが少ないのかも知れない。
ヤギが崖の上でも平然と行動できるのは食い物だったり捕食されないメリットがあってそこで先祖代々鍛錬してきたからこそなのだろう。
グロ画像も見続ければなんということもなくなるし、慣れは恐い ジョン・バーカーやダン・オスマンも同じように脳波とって比較してみたいところだが、既にこの世にいない
ピーター・クロフトでもいいか 偏桃体が興奮していないということは平常心の状態だってことで
経験値が半端ないのと訓練もしっかり積んでるのかな。
血を見て卒倒するようなひとでは医者にはなれないのと同じじゃないか。 車の初心者マークのときには誰でも緊張するが、そのうちさほどでもなくなる、と基本同じだろ
子供や田舎者が都会の大通りを渡る もしくは単に、新しい場所や人には誰でも緊張する >>12
ちがうんじゃねえの
マウスのしっぽを切り続けた実験があっただろ
短い尻尾は遺伝するかどうかの実験だ 原則通りに克服してる事実のが恐ろしいわ。やるねえ。 >>1
日本の自称脳科学的の発言を聞いていると、そんな学問はそもそも存在しないように感じる 鉄塔とかの高所で片手でぶら下がったりするユーチューバーはやっぱり恐怖を感じないタイプだったんだな。
高所系のユーチューバーにロシア人が多いのはなんでだろう? >>23
トレーニングしてそうなってるんだからサイコパスではないだろ
後天的なんだからせめてソシオパスだし
そもそもトレーニングの結果恐怖を感じにくくなったことと共感力の欠如がイコールとは思えないが ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています