【脳科学】音楽家やバイリンガルは脳を効率よく使うことが明らかに[05/21]
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■情報を一時的に覚えておく能力を測定
音楽や多言語を操る人の脳は、そうでない人の脳と比べ効率よく動くことが、このほど調査で明らかになった。
カナダのベイクレスト・ロットマン研究所が実験を行い、
結果を学術誌「アナルズ・オブ・ザ・ニューヨーク・アカデミー・オブ・サイエンシズ」に発表した。
同研究所の発表内容によると、音楽家やバイリンガルの人はこれまで、例えば電話番号を覚える、
指示の手順を覚える、暗算をするなどといった、
情報を一時的に覚えておくワーキングメモリを使ったタスクが得意とされてきた。
しかし脳のネットワークがどう働いてこの動きを支えているのかについての詳細は、まだ特定されていない。
今回の調査では、音楽家やバイリンガルの人たちを対象に、
この類では初となる脳の画像検査(機能的磁気共鳴画像法)を用いて、脳のどの部分が働いているかを調べた。
■音楽家は特に好成績
調査の対象となったのは、音楽家だが1つの言語のみ話せる人(以下、音楽家)、
音楽家ではないがバイリンガルの人(バイリンガル)、音楽家でもなくバイリンガルでもない人(対照群)、
という3つのカテゴリーのどれかに当てはまる、19〜35歳の41人。それぞれの人たちに2種類のタスクを行ってもらった。
1つ目のタスクは、楽器の音、環境音、人間の出す音のいずれかを2回聞いてもらい、
1回目の音は2回目の音と同じタイプのものか否かを判断してもらった。
2つ目のタスクは音の来る方向についてで、1つ目のタスクと同じく2回聞いてもらい、
1回目の音と2回目の音は同じ方向から来るか否かを判断してもらった。
1つ目のタスク(音楽の種類)について、音楽家は、音楽家でない人たちよりも反応が速く、
脳の活動が少なかった。一方でバイリンガルは、対照群と同じレベルだった。
2つ目のタスク(音楽がなる方向)では、音楽家とバイリンガルは、そうでない人たちと比べ脳の活動が少なかった。
音楽家は1と2のどちらのタスクにおいても脳の活動が少なかった結果となったが、
この結果は、音楽家が脳神経をより効率よく使用できることを示唆していると研究チームはみている。
■楽器や言語の習得は脳機能の成形に影響
筆頭著者でありトロント大学で心理学を教えるクロード・アラン准教授は1つ目のタスクの結果について、
バイリンガルの人たちが音楽の種類を処理するのに時間がかかった理由として、
入ってきた情報を脳内のライブラリーを使って処理する際に、
1つの言語だけでなく2つの言語を使う必要があったからではないか、と説明している。
実際に調査では、バイリンガルの人たちは音楽家や対照群と比べ、
言語を司る脳の部分が活発に動いており、この理論を裏付けているという。
調査結果からは、楽器や言語の習得が、個人が脳のどのネットワークを使用するか、
そして脳がどう機能するかを形作る際に影響することが示唆された。
また、同じタスクを行う場合でも、
音楽家とバイリンガルの人は少ない労力でタスクを遂行できたことが示されており、
認知力の低下や認知症の発症を遅らせてくれる可能性があるとアラン准教授は説明している。
アラン准教授は、今後は、大人が音楽や芸術を習得しようと訓練を行う場合、
脳の機能にどのように影響するかを調べたい、としている。
関連ソース画像
https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2018/05/iStock-851956150-thumb-720xauto.jpg
ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10211.php >1回目の音は2回目の音と同じタイプのものか否かを判断してもらった。
>1回目の音と2回目の音は同じ方向から来るか否かを判断してもらった。
マタギ最強 ジャングルの原住民もっと最強 その辺の保育士が最終勝利 >>1
でも詰め込み過ぎてカタイよね?
で、感情に難あり。
プロになれなかった人は・・・
本当は諦めた所からが人生のすたーとなのに。 >>1
>音楽家やバイリンガルは脳を効率よく使うことが明らかに
(´-`).。oO(会社の間接部門には向かない人たちだな...) 効率良く使っているんじゃなくて特化した部位を持っているんだろうよ (´-`).。oO(それ論文にすればいいのに...) なんかよく分からない記事だけど
アラン准教授という名前がカッコイイというのは分かった この歌のサビはイケる
ガッツだぜ、愛は勝つ、それが大事
そして2018年は
『人生はリベンジマッチ』
↑
名曲、ユーチューヴ検索
★カバー、コピー大歓迎。 女性が歌ってもイイネ バイリンガルで音楽家とか最強ということ?
YOSHIKIとか!?
坂本龍一とか!? マルチリンガルの指揮者、チェリビダッケは容赦ないオーケストラ訓練で怖れられていた。
で、その結果としての演奏の出来は・・・・・('A`) 多重人格が同時に動作する人間が居れば、「効率的」に使っているという
ことになるような話で、馬鹿らしいと思う。 2018年6月19日
多言語を話す子供は2倍速く学習することが判明! 「成長を遅延させる説」は覆る
https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2018/06/2-94.php
<脳科学の研究においても、複数言語を操る人は習得のアドバンテージを身につけ学力向上に役立てていることが分かっている。
多言語を話す子どもは勉強で成果を出しにくいという考えは誤解>
複数の言語を話す中学生は成績が伸び、テストの得点も改善されていることが新しい研究で判明した。
ニューヨーク大学のマイケル・キーファー准教授とオレゴン州立大学のカレン・トムソン准教授が発表した研究によると、
英語のみを話す生徒に比べ、多言語を話す生徒の方が読書や数学の分野で2〜3倍の速さで学力向上の成果を出して
いることが分かった。
特筆すべきはマルチリンガルの生徒の成長率。小学4年生は、英語のみを話すモノリンガルの生徒と比べ読書の点数を25ポイント、
算数においては27ポイント上回った。中学3年生の結果はより顕著で、それぞれ37ポイントと39ポイントの差をつけた。
この結果についてトムソンは、「(マルチリンガルの生徒の)情報に注目する、または遮断する、ある兆候の任意性を理解する能力は、
読書をする際に有利になる」との見方を示す。
実は脳科学の研究においても、複数言語を操る人は、習得のアドバンテージを身につけ学力向上に役立てていることが分かっている。
これまで主流であった、相反する2つの言語は子供の成長を遅延させるという極端な理論は、どうやら真逆であるようだ。
英デイリーメールによると、マルチリンガルの人は脳の下頭頂小葉にある灰白質密度が多いそうで、これが、可塑性や精神的な
柔軟性を生み出しているとのこと。認知的可塑性は学びや記憶、そして脳の機能性において大変重要な鍵である。
つまり、多言語の知識を持つ生徒は脳機能も発達しており、学術において秀でているのは偶然ではないのだ。
また、別の研究では多言語使用と認知症やアルツハイマー病発症の遅延との関係性が発見された。
ニューヨークにあるフランス大使館職員で教育官を務めるファブリス・ジョモンは情報サイト「フレンチリー」に対し、
「マルチリンガルかどうかは、最終的に人々の健康に関わってくるのです。我々はその点に充分注目、投資していくべき」と述べている。
2018/06/10
【医学】サンスクリット語でマントラを暗唱すると、脳灰白質が増加することが明らかに[06/08]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1528597122/ 2018/03/13
【脳科学】子どもの学力と体力の知られざる深い関係 最新の脳科学でわかった運動の重要性[03/16]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1521247109/ 『ニューズウィーク日本版』 2018.7. 3号
https://www.newsweekjapan.jp/magazine/215747.php
貧困が幼い脳の成長を蝕む
科学 貧しい環境と脳の発達には深刻な相関関係があることが明らかに
米軍 肥満度を決める出身地の「貧しさ」
社会 貧しい人々が政治に冷淡な理由
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貧困が幼い脳の成長をむしばむ
◆ 早崎エリカ・カリフォルニア大学アーバイン校准教授/
ニューズウィーク(2018/07/03), 頁:46
(2)
◆ 米国医師会報「JAMA小児科学」、差別、偏見、PTSD
肥満度を決める出身地の「貧しさ」
◆ アメリカ南部、健康水準、新兵、貧困問題
ニューズウィーク(2018/07/03), 頁:51
貧しい人々が政治に冷淡な理由
◆ 貧困層、市民運動、中間層、香港大学、富裕層、悲観的
ニューズウィーク(2018/07/03), 頁:51 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています