【脳科学】幼い頃の記憶を失ってしまう「幼児期健忘」の理由が解明される[03/12]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
幼い頃の記憶は覚えていたとしても、3歳半ごろまでの記憶とのことで、これ以前の記憶を覚えている人はほとんどいないそうです。
この現象は「幼児期健忘」と呼ばれており、ここ数年の研究で脳内で何が起こっているのか正確に解明されはじめたとのことです。
Why You Can’t Remember Being a Kid
http://nautil.us/issue/58/self/this-is-where-your-childhood-memories-went-rp
https://i.gzn.jp/img/2018/03/12/where-your-childhood-memories-went/00.jpg
トロント小児病院の神経科学者ポール・フランクランド氏は「幼児期健忘は、
私たちの脳が大人になるために小児期の記憶の多くを破棄しなければならないということを示唆しています」と語っています。
「幼児期健忘」はオーストリアの精神科医であったジークムント・フロイト氏が1900年代の初めに名前を付けました。
フロイト氏は、性の目覚めが子どもの頃の記憶を消してしまったと主張しており、一部の心理学者はこの主張に同意していました。
しかし、最も一般に認められた見解は、子どもは7歳まで安定した記憶を形成できていないというものでした。
それから、およそ100年間はこの見解をもとに研究が進められてきました。
1980年代後半に児童心理学の改革が始まります。
エモリー大学のパトリシア・バウアー氏や他の心理学者は単純なオモチャを作成します。
そして幼児に一連の遊び方を学習させた後、子どもが正しい手順でどれくらいの期間遊ぶことができるかテストしました。
実験結果によると、3歳以下の幼児の記憶は年齢によりバラつきはあるものの、一定期間続くことが示されています。
生後6カ月で記憶は1日、生後9カ月で約1カ月間、2歳で約1年間であることがわかりました。
また、1991年に行われた研究では4歳半の子どもが
18カ月前にディズニー・ワールドへ旅行に行った詳細な記憶を思い出せたことが判明しています。
しかし、6歳ごろから子どもたちは記憶を失い始めることがわかりました。
2005年にバウアー氏が行った実験によると5歳半の子どもは3歳での体験の80%以上を覚えていましたが、
7歳半の子どもは40%未満の記憶しかありませんでした。
この研究により、幼児は人生の最初のうちに作り出した思い出にアクセスすることができますが
、これらの記憶の多くは成人になって経験する「忘れ」をはるかに上回る勢いで消えてしまうことが明らかとなりました。
そして、「幼児期健忘」の「7歳まで安定した記憶を形成できない」という考え方に矛盾があることを示しました。
バウアー氏は「子どもの脳は子宮の外で長期的な発達を経験している間はまだ成長途中であり、
私たち成人の脳にあるような大規模で複雑な脳組織はできあがっていません。
結果として最初の3年間で得られた長期記憶は、未成熟な脳によって作り出された不安定な記憶であるため老化するにつれて、
失われていく傾向が強くなります」と語っています。
フランクランド氏と妻のシーナ・ジョッセリン氏はマウスを使った実験を行い
「幼児期健忘」解明のヒントになる結果を示しています。
赤ちゃんのマウスは人間のように記憶が1日程度しか保持できなかったとのことですが、
薬物や遺伝子工学を使って脳を成長させる神経発生を妨げると、
赤ちゃんのマウスでも安定した記憶を持つようになったそうです。
さらにマウスの成長によって脳細胞がどのように変化するかを調べてみると、
古い細胞が新しい細胞に置き換わるようなことはなく、
むしろ既存の脳細胞に新しい細胞が追加された形で成長していたとのことです。
これは神経発生によって古い記憶が一掃されていないことを示しているそうです。
しかし、新しい細胞が加わることにより、脳内で記憶が徹底的に再構成されていたことが示されています。
フランクランド氏は「新しい脳細胞が加わり記憶を読み出すスキームが新しいものに置き換えられてしまうことで、
古いスキームでのみアクセスできる子どもの頃の記憶を読み出せなくなったと考えられます」語っており、
単純に脳の記憶にアクセスできなくなってしまったことが記憶の消去につながっていると考えているようです。
GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180312-where-your-childhood-memories-went/ 生まれる前の記憶(多分親が酒飲んだのか、苦しかった。他の時間はずっと寝続けて気持ちよかった)、
生まれる瞬間の記憶(苦しくて息ができない、誰かに背中叩いてもらってなんか吐き出して呼吸できるようになってホッとした)、
数日後の記憶(天井が白かったのに茶色に変わってた、なにか円盤が上で回ってて、すぐ近くなのになぜか届かない)、
数週間後の記憶(ウトウトしてたら父親が帰ってきて両親にそっと覗かれた)、
離乳食の時期の記憶(父親にコーラ飲まされてブハッてして父が母親に怒られてた)、
最初に言葉を話したときの記憶(中々話さないねーと、母親とどっかのおばさん(多分育児相談の人かな?)と話してた時に喋れるよーと言った)等々、一式残ってる。
3歳か4歳かの時に同じ人に生前の記憶を聞かれた時に前回は道でコケて斜面に落ちて死んだ、成功したけど寂しい人生だったので今回は愛を知るのが目標?みたいって言ったこともある。ここは流石に自分でも疑わしいんだが。 アルバムに写真が残っているとそれを見る度に思い出すので
幼い頃の記憶が大人になるまで消えずに残ることがある。
立って歩きはじめたころの写真がアルバムに残されているが、
それは子犬と一緒に写っている。その子犬がそのとき怖かった
という記憶がその写真とセットになって今でも残っている。 3歳ぐらいのときに、兄にいじめられ、泣きながらバイパス横の歩道をあるき
入院している母親の病室まであるいていった。
その時の記憶ははっきりある。
かあちゃんに病院でカレーを食べさせてもらった。 3歳以前の事象の記憶を、大人になっても残している例は極めて希であるという。
その理由を考えてる、物事の記憶はある年齢の段階からでは、言葉で表される
ような一種の整理された抽象化された「概念」の形でもって長期記憶される
ようになっていて、見たまま聞いたままのような生の感覚に近い非言語的な
形のままでは記憶されないようになるからではないだろうか?
つまり、ある程度の年齢になると、記憶の骨組みのほとんどは
情報量が圧縮され少なくされたエピソードとしての記憶つまり物語として
記憶される。
そんなことはない、映像としても思い出せるというかもしれないが、
それはよほど注意力を払って記憶している映像とかに限られるので、
思い出せるという映像も、概念を元にして思い出している過程の中で
再合成された「もっともらしい」、「自分としては矛盾を感じない」
映像かもしれない。つまり、概観としては正しいが、一種の捏造された
合成写真のようなものではなかろうか。そうやって情報量を節約して
いるのではないだろうか。
概念による映像のたとえとしては、資料を一切見ずにかかれた漫画の絵
のようなものを思って貰えればよいかと思う。犬とはこんな感じ、車は
こんな感じ、。。。けっして博物図鑑の絵などのような形ではない、大雑把
だけれども、本質は押さえた絵のようなものとして、。。。。 幼児の頃の記憶は成長するに従って大量に入力される情報のせいで上書きされていくのでは?
たまに断片を思い出す事があるのは、記憶が残ってはいるという事だろう。 幼少期は脳細胞増えてるんだからわざわざ記憶細胞を上書きするかなぁ? ちょうど三さい半ばくらいからは記憶があって4さいくらいからははっきりしてるけど
その頃にはもっと遡れたんか >>1
理由は解明されていないじゃん。
脳の構造は解明されたとしてもそれは理由じゃない。
生物学的に理由といえば進化論的説明のことだよ。 >>194
生物学的な意味以外で理由って言葉使ったらあかんのかよ 2〜3歳以前のはっきりした記憶があるって奴が時々いるけど、ああいうのの大部分は後で親から聞いた話を自分の記憶として上書きしてるのがほとんどだよね 俺が覚えてる一番古い記憶は生後6か月くらいのこと。
生前の記憶もある。母に風呂場に昔水道あったねって言ったら、何言ってんの戦争中に
銅の供出であんたの生まれた頃には水道はなかったって言われた。 >>140
とはいえブランクがあるから、脳のイメージ通りには身体が動いてくれんのだよなw 子供は半分夢を見ながら生きているようなもんだからじゃないかなあ
大人でも強烈な悪夢とかはずっと覚えているが、それ以外の夢はすぐに忘れるよね
ちなみに自分の最古の記憶は、囲いの付いたベビーベッドに寝かされ
頭の上に吊るされている飾りのついたオモチャが回りながら効果音を奏でていたことだ 幼児が記憶を定着できないのは
かあちゃんのおっぱい吸ってる記憶を消すためだよ 知人に高校時代の俺らの写真を見せられたが、、
まるで昭和な若者たちが写ってた!
自分だとは思えんw 3歳以前の記憶は、言語能力の獲得と引き換えに、取り出せなくなってしまうのかも。
脳に電気刺激を加えて、3歳以前の記憶が呼び戻せるものかどうかがポイントだな。
言葉以前だから、そのような記憶はストーリーを伴わないので、映像とか音とか匂い
などいうことになるが、意識とは無関係なものだから、無意識に近いかもしれないな。 生まれて数日後の
「何?ここ何?周りどうなってるの?調べないとあぶな・・・眠い・・・Zzz」
「目が覚めるたびに周りが明るくなったり暗くなったり何がどうなって」
「このおっきな動く2つのものは大丈夫なのかな・・・守ってくれるのみたいだな、だいじょうぶみたいだな(ほっ)」
という所までしっかり覚えておる(´・ω・`) 年取れば最近の記憶を失うが…そっちを早く解明して欲しいわ(笑) 変態をする動物、たとえば昆虫は変態前の記憶を保持しているだろうか?
芋虫時代に習得した記憶が、さなぎになって羽化して蝶になった後にも
引き継がれているかどうかが興味深いところだね。 1.5歳と3歳の時のイベントの記憶はちゃんと残ってる。 自分は映像で記憶してるから昔のことも思い出せるが、古い記憶は薄れていくわな。
1歳ごろからの記憶は残ってるが、印象的なものだけで毎日の記憶がある訳じゃない。
感覚的には他の記憶に上書きされてるんじゃないかと思う。 特に印象深い出来事は、あたまのなかでリピートするから
3歳前のことでもそれ以後に残っている 2歳と時にこないだキャンプに行って遊んだねと
親が毎日話せば3歳過ぎても忘れない
逆に話題にせずにいれば忘れてしまう 幼い時の記憶なんて、いつでも血だらけだった記憶しかない頭・腕・顔・太もも・足首などなど なるほどなぁ
しかし忘れさせる作用があるわけじゃないなら大して役に立たないな 熱出すとひきつけ起こしてたから、その記憶がある。
覗き込む父親と母親の顔。
そこからプッツリ真っ暗になって、
悲しい気持ちだけが残ってる。 >>207
それ生まれて数日後じゃなく今から数日前の記憶だとおもわれ。 そんな病気があるんだね。かわいそうにな。
俺なんか目がまだ見えない頃からの記憶がしっかり保存されてるけど。 自己組織化が鍵を握ってるんじゃないのかな。
義務教育なんかが始まると今までとは違う新しい大量の情報が流入してくるし。 13歳以降、神経細胞新生が起こらないとする論文が正しければ納得できる。 大脳皮質が機能し始め、言語能力が備わりはじめる以前の記憶は、動物的な
ものであって、エピソードか言語化されない種類の記憶でしかないから、
それを言葉で語ることは出来ないものだろう。いわゆる無意識とでもいう
ようなものだろうから。 このスレで乳幼児期の記憶語ってる人達は
「虚偽記憶」が全ての人間に起こることだって知ってた方がいいよ
http://recommend-ted.blogspot.com/2013/09/blog-post_28.html?m=1
君らはサヴァンでもなんでもないから安心しろ 臨死体験者は生まれたときからの記憶がすぺて甦ってくるというが… 言っちゃ悪いがフロイトは決めつけだろ。
精神分析は、それまで、それっぽいと思われてた現象に理由をつけ分類することが主な役割だったはずだよ。
代替療法と同じようなものだと思う。 考えてみると記憶を失うのは幼いころだけじゃない気がする。
脳のガベージコレクションがその後も働いている。
過去に遡れば遡るほど断片的で曖昧な記憶が残っているだけ。
ガベージコレクションがなかったら過去のことをもっと鮮明に思い出せるはず。 前世の記憶があると厄介だから忘れっちゃうんだよね、そちらを研究してほしいな 成長ホルモンが働くと、弱い記憶は消えてしまうのではないだろうか? >>93 だな、年をとってから復讐されないようにしなきゃな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています