【昆虫】欧州の甲虫類、古木減少で絶滅危機に 国際自然保護連合(IUCN)報告書[03/06]

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1しじみ ★2018/03/07(水) 08:23:19.14ID:CAP_USER
【3月6日 AFP】
欧州の森林に生息する、枯れ木や朽ち木に依存して生きている甲虫類は、
全体の5分の1近くが絶滅の危機に直面している。
科学者らが5日、警鐘を鳴らした。古くて朽ちかけた木々を森林から撤去していることが、その原因だという。

 絶滅の危機にある世界の動植物を記載する「レッドリスト(Red List、絶滅危惧種リスト)」を管理する
国際自然保護連合(IUCN)が発表した報告書によると、現存する古木が自然に朽ち果てることができないのであれば、
枯死木依存性の甲虫類の多くが姿を消す恐れがあるという。

 今回の調査では、対象となった甲虫700種のうち18%が危機に直面していることが明らかになった。
ただし、調査対象の4分の1については類別するためのデータが不足していたため、
実際の割合はこれよりも高い可能性が高い。

 一生のうちのある時期に枯れて腐食した木を必要とする枯死木依存性の甲虫類は3000種存在することが知られている。
この種の昆虫は栄養再循環で重要な役割を担う上、鳥類や哺乳類のための主要な食料源を提供するほか、
数種は受粉を媒介する。

 IUCNの「種の保存のためのプログラム(Global Species Programme)」を統括するジェーン・スマート(Jane Smart)氏は
「欧州のあらゆる地勢で古木を守るための長期計画に保護努力を集中させる必要がある」としながら、
「これにより、枯死木依存性甲虫がもたらす不可欠な生態系への貢献が今後も続く」と話す。

 専門家80人による調査に基づいた今回の報告書によると、欧州全体での樹木の減少が、
甲虫の個体数減少の主な要因となっているという。
さらに、都市化、観光の拡大、地中海周辺の森林火災の発生頻度と規模の増大なども、
甲虫類や他の野生生物を脅かす原因になっている。

 レッドリスト最新版では、深い樹洞を持つ大木に好んで生息するカミキリムシの一種
「Stictoleptura erythroptera」が危急種に指定された。
また別の種の甲虫、ゴミムシダマシ科の一種「Iphthiminus italicus」は、
植林開発や森林火災が原因で生息数が減少し、絶滅の危険性がより高い状態の「絶滅危惧種」に分類された。

 報告書は今回、森林管理に保護戦略を組み入れる必要性を訴えた。
IUCN欧州事務局のリュック・バス(Luc Bas)局長は
「現在の管理業務は、森林放牧地帯を森林か草原のどちらかに転換させ、
多くの枯死木依存性甲虫が必要とする本質的な植生のモザイク状態を破壊している」と指摘している。(c)AFP

画像:ルリボシカミキリ
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/1/1/700x460/img_110e2614aa6e57b44be40e525ea89316215132.jpg
画像:カミキリの一種「Leptura Aurulenta」
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/e/1/700x460/img_e1e50d99a6f226c1d5a9447ba21cc1aa208964.jpg
画像:カミキリの一種「Mesosa Curculionoides」
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/0/5/700x460/img_056dfe46d2531684bdff59249fcac8c0266205.jpg

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3166302?pid=19909013

2名無しのひみつ2018/03/07(水) 08:36:13.42ID:FXMAU3k8
確かに
http://9ch.net/Lo

3名無しのひみつ2018/03/07(水) 09:14:43.16ID:/XxWLgwz
林業上は古木なんて無くしてさっさと木材にするか燃料にしてしまえって事になってる

だが各種昆虫が古木を餌や住処にしている
問題は幼虫時代に古木朽木を齧り、成虫になってから葉にいる昆虫、特に葉を食べる昆虫を食べるなんてのが
少なからずいる事だ

まあ適切な比率で残したいもんだが、CO2吸収源としてのみ森林を見るとその部分ではマイナスになり得るなw

4名無しのひみつ2018/03/07(水) 10:23:30.74ID:OkMKmpFy
カブトムシやクワガタも今世紀中に地球上から絶滅してしまうん?

5名無しのひみつ2018/03/07(水) 10:37:33.76ID:/XxWLgwz
>>4
クワガタやカブトの大型種はヨーロッパやアフリカだとまずいかもな
東南アジアや南米も今後分らん

だがカブトムシの中型〜小型種のかなりの種数は、人里の農村で何とか共存するタイプだなw

6名無しのひみつ2018/03/07(水) 10:46:15.29ID:wkbd4z8d
人ごとではないわ

日本も気をつけるべき

7名無しのひみつ2018/03/07(水) 11:03:15.46ID:/XxWLgwz
日本だと古木はむしろ山が荒れて有り余ってないかなあ

ウロのある木って残さないといけないんだよな
あと、立ち枯れの木の根だけ住処に出来る昆虫なんてのも多い
枯れ木の地上部が乾きやすい所では目立つ

虫なんぞイラネって人も多いが、
これらの昆虫は消化管に窒素固定菌を共生させており、森林の土壌に植物が栄養に出来る形の窒素を
供給している
これらの虫がいなくなると、土壌の窒素が不足し樹木は葉緑体を十分に作ることが出来ないという訳だ

平地は畑作のせいでむしろ窒素過剰なんだけどなw
サハラ砂漠南縁部で、砂漠に都市のゴミを撒いてシロアリに食わせて土壌を肥えさせて
樹木を生やす、なんて研究がされているね

8名無しのひみつ2018/03/07(水) 13:02:38.83ID:qHp/hsIH
日本も、炭焼き、原木シイタケ栽培、、、これが減ると、クヌギなどの更新が減ってよくないなー。

9名無しのひみつ2018/03/07(水) 19:27:33.84ID:UUfjV/jr
>>5
なんとかというかクヌギコナラは人が植えて増やすし
堆肥の山で大量培養とかがあるのでむしろ里山性が強い部類
梨の農家が幼虫配ったりしてるわ

10名無しのひみつ2018/03/07(水) 19:31:24.58ID:UUfjV/jr
>>7
洞のある木は減った というかそういう緑地そのものが減った

人の手が入らなくなってそういう木が増えるという話になるには
今ある人造針葉樹林がくたばるのに100年
遷移で入った広葉樹に洞ができるのにさらに100年ぐらいは見ないと

11名無しのひみつ2018/03/07(水) 19:35:21.50ID:UUfjV/jr
しかしこういう老木依存の生き物ってフクロウとか大型の生き物が主体かと思ってたがそうでもないんだな

12名無しのひみつ2018/03/07(水) 19:44:35.58ID:9IVj3H5c
これって人間が手入れした里山が無くなって
放置された自然の針葉樹林しか無くなってきたってことなの?
日本は木が生えてるとこは山だから平地の森林帯を思いおこすことが難しい

13名無しのひみつ2018/03/07(水) 20:07:50.54ID:UUfjV/jr
>>1の文脈からすると手入れしすぎが問題くさい
険しい山岳みたいな人間が手を入れにくい植生が少なめなんじゃないか

14名無しのひみつ2018/03/07(水) 21:50:18.46ID:/XxWLgwz
だが日本に限れば

・毎年春に野焼きしてた草原が減り、一部の草本植物で草原的環境に適応した変種や品種が絶滅危惧種になっている
(どうも縄文時代あたりに人による野焼きに伴って分化してきたものらしい)

・アカマツ林のマツタケに代表されるように、山の落ち葉や枝を焚きつけや肥料原料のため持ち帰る文化がほぼ無くなって
遷移前期の植物が生える場所が減って、そこに依存する生物も激減している

という具合に、むしろ極相林向けの生物が増える傾向にあるのでは?などと考えられる

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