0001カイキニッショク ◆Q.7YV6dKqY カイキニッショク ★@無断転載は禁止 ©2ch.net
2017/04/11(火) 23:48:43.66ID:CAP_USERニュースイッチ 4/9(日) 12:06配信
国際電気通信基礎技術研究所(ATR)佐藤匠徳(なるとく)特別研究所の河岡慎平主任研究員らは、
がん患者で見られる肝臓肥大の仕組みをマウス実験で明らかにした。正常なマウスに乳がんを移植すると“体内時計”に関わる遺伝子の働きが異常になり、
DNA含有量の増加や肝臓肥大を引き起こした。肝細胞のサイズはDNAの含有量に比例する。難治性のがんでも体に与える負担を減らしつつ、共存できる治療法の開発につながる可能性がある。
生物は光の明暗の周期に対応した24時間を1サイクルとする体内時計を持つ。研究グループは、
乳がんを移植したマウスでがんの転移などが起きる前に、肝臓や肺などの臓器の遺伝子発現パターンを解析。
肝臓において、他の遺伝子の発現のタイミングを制御する時計遺伝子「Nr1d1」の発現が異常になることを突き止めた。
さらに遺伝子発現解析や数理モデルなどを使った解析から、酸化ストレスや肝細胞のDNA含有量を制御する遺伝子の発現時期が、
通常の条件に比べ乳がんを持つマウスでは大きくずれることを明らかにした。
東京大学、国立循環器病研究センター、統計数理研究所との共同研究。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170409-00010002-newswitch-sctch