もし選択制だったらどうする - 抑圧はされていない - 技術系の職業になぜ女性が少ないのか
STEM (Science, Technology, Engineering, Mathematics)(自然科学、科学技術、工学、数学)分野に強制的に植え付けられた観念は、女性の十分な能力開花への機会を完全に逃している。
女性がテクノロジー分野で不適当な立場に置かれている問題は近年ではよく聞かれる事だ。
これらの批評は、しばしばシリコンバレーのメリンダ・ゲイツやグーグルのCEO、サンダー・ピチャイのような重役や、女性は取り残されていると嘆くメディアコメンテーターなどによって均等化されていった。
女性がテクノロジー界で過小評価されていることは事実である。データによれば、米国では女性がSTEM職に占める割合はわずか20％であり、新興企業での女性の割合はわずか5％となっている。
これらの統計の情報は、シリコンバレーの大きな苦難となり、恥となるものだと言う。 これには主に2つの理由があり、ジェンダーの不均衡を修正するには大きなプレッシャーがある。
１.多様性は特に人種や性別に関しては、文化的な教説となり、個人的な選択を犠牲にしたとしても、アイディアは追求される。
２.STEMの分野における性別的な格差は性差別から生じると捉えられている。
以下についてはどうか
・木こり（男性94.9％）
・屋根屋（男性98.3％）
・ごみ収集家（男性91.4％）
・鉄鋼労働者（男性98％）
・鉱夫（男性99.9％）
・漁業従事者（男性99.9％）
・トラックドライバー（男性94％）
この統計についていくつかの疑問がある。
なぜこれらの仕事は男性によって占められているのか？
そしてなぜこの職種での女性の不平等を「訂正」するための運動は見られないのか？
前者の質問に関しては、性差別が原因である可能性は確かである。
しかし、他の要因が原因である可能性があるのだろうか？
屋根葺きに30年従事してきた女性、ラヴァレイによると、性差は主に知覚とコミュニケーションに起因しているという。多くの人が屋根屋は「男性」の職業と認識している。これはかつて看護は「女性」の職業とみなされていたのと同様である。
一部の女性は、屋根の上で男性のように働くことを恥ずかしく思う女性もいると言う。
しかし彼女は屋根屋には多くの業務経験からのキャリアアップの可能性があると話す。
多くの女性がトラック運転手、ごみ収集家、木こり、または屋根屋にはなりたくないと言う。これにはいくつかの理由があり、アメリカで最も死ぬ可能性が高いリストを占めている危険な職業である。（下記参照）
https://fee.org/media/31126/most-dangerous-occupations_all-male.jpg
なぜかこれらの種の職種に対しては女性の不平等を「訂正しろ」という活動家たちの抗議や運動は見られない。
22.Oct.2018 FOUNDATION FOR ECONOMIC EDUCATION
http://fee.org/articles/what-if-choice-not-oppression-explains-why-few-women-are-in-tech-jobs/
