【10月17日 AFP】世界銀行(World Bank)https://www.worldbank.org/ ;は17日、貧困に関する報告書を発表し、いまだ世界の人口の半数近くが1日5.5ドル(約610円)以下の収入で暮らしていると明らかにした。
世銀が極貧状態と定義する1日の収入が1.9ドル(約210円)以下で生活している人の割合は近年減少を続けており、世銀が先月発表した2015年の統計によると10%まで減っている。
貧困の定義を1日5.5ドル以下に拡大した今回の報告書によると、世界の全人口に対する定義上の貧困層の割合は1990年から2015年にかけて67%から46%に減少した。
世銀はこの数字について、世界の貧困人口が現在も「容認できないほど多い」と指摘。また経済成長の成果が「地域内や世界各国で平等に分配されていない」と強調した。
報告書によると、中国が台頭する東アジア・太平洋地域の貧困率は現在、60ポイント下がって35%となっている。しかし成長が緩やかになってきているため、同地域における貧困率減少のペースは持続しないとみられている。
またサハラ以南アフリカでは貧困の定着化が進んでおり、いまだ人口の84.5%が1日5.5ドル以下の収入で暮らしている。(c)AFP
・Nearly half the world lives on less than $5.50 a day: World Bank
https://economictimes.indiatimes.com/news/international/business/nearly-half-the-world-lives-on-less-than-5-50-a-day-world-bank/articleshow/66256498.cms
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2018年10月17日 19:26 AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3193631?act=all