分離・独立から70年余り、パキスタンは擬似的民主主義と完全な軍事政権の間を行ったり来たりしてきた。同国はその過程で、国際紛争の渦中になり、イスラム過激派たちの温床へと姿を変えた。
過去10年間で、パキスタンの民主主義はこれまでで最も完全な状態に近付いていたが、今、一種の「民主主義クーデター」だと一部の人が指摘するような脅威が迫っている。
過去と同様、パキスタンで大きな力を持つ軍上層部が今回も、政治的操作の主要な黒幕とみられる。
軍部は過去に、直接的なクーデーターのほか、自分たちの特権を使って選挙で選ばれた政権を追いやり、それを受けて実施された選挙を操作して同じ政権が再選されないようにすることがあった。
2008年に軍部の特権は廃止され、2013年には初めて、選挙で選ばれた政権が5年間の任期を全うした。
しかし、その後潮目は反転したように見える。軍上層部が力を取り戻そうと、より原始的な戦術に訴えていると批判する声が出ている。
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BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-44934038