カンボジア政府の弾圧により昨年解散させられた最大野党カンボジア救国党の支持者ら数百人が16日、
ニューヨークの国連本部近くで、同党を参加させない7月の下院選は不当だと訴え、
日本政府に選挙支援をやめるよう求めるデモをした。

 参加者の多くは米国やカナダ在住のカンボジア人。
カンボジア国旗のほか、英語とカンボジア語、
日本語で「自由で公正な選挙を」「日本は独裁者を助けるのをやめて」などと
フン・セン政権批判が書かれたプラカードや日の丸を掲げた。

 カンボジアから参加した救国党幹部のエン・チャイエアン氏は
「この選挙への支援は、カンボジアの民主主義を殺すのと同じ。日本の人々は分かってほしい」と訴えた。

 参加者らは広場で集会を開いた後、シュプレヒコールを上げながら日本の国連代表部まで行進した。

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産経ニュース
https://www.sankei.com/world/news/180617/wor1806170005-n1.html