「大統領と呼びなさい」と注意する映像がソーシャルメディア上で拡散している。
普段は市民との自撮りやハイタッチに応じる場面も珍しくないマクロン氏だが、
この日は愛称で気安く呼ばれることには抵抗があったようだ。
マクロン氏は18日、パリ近郊のモン・バレリアン要塞を訪れた。
第二次世界大戦中にレジスタンス(抵抗運動)の闘士数百人が処刑された場所だ。
握手を求めて集まった少年らの1人が「マニュ」という愛称を使うと、
マクロン氏は「それはだめだ」と注意した。
この場面を撮影した動画がソーシャルメディアに投稿され、マクロン氏自身もシェアしている。
少年はすぐに謝ったが、同氏は「公式の行事に来ているのだからきちんと振る舞うべきだ。
普段はふざけてもいいが、
きょうはラ・マルセイエーズ(国歌)とル・シャン・デ・パルチザン(革命歌)の日だ」と続けた。
さらに「革命を始める前に学位を取って食べていけるように、まず勉強しなさい」とさとした。
「何年生だ」と尋ねて少年が「中学生」と答えると、
同氏は「これからやるべきことがたくさんあるな」と語り、少年らを激励した。
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/06/20/bd6e1066a0060fce039923ef3ca128eb/t/640/360/d/macron-teenager-super-169.jpg
CNN
https://www.cnn.co.jp/fringe/35121141.html