このイベントは、現代美術館「パレ・ド・トーキョー」が5日に開催した。
一般の入場者との鉢合わせを避けるため、開館時間前に行われ、入場者は脱いだ衣類をクロークに預けて
、彫刻や絵画などの作品を鑑賞した。作品の解説には、衣類を着けた職員が当たった。
パリの美術館がヌーディストイベントを開くのは今回が初めてだが、昨年夏には市内のボワ・ド・バンセンヌ公園に、
ヌーディスト区画が新設されていた。
地元紙パリジャンによると、全裸で作品を鑑賞した入場者は、「とてもいい雰囲気だった」と振り返り、
最初は少し恥ずかしい気持ちもあったものの、ヌードになったおかげで芸術作品が違って見えたと話している。
フランス国内のヌーディストの数は推定260万人。パリではヌーディスト協会が積極的な活動を行っており、
全裸で泳げるプールや全裸で参加できる体操教室などもある。
全裸で作品を鑑賞できる美術館がほかに登場するかどうかは分からない。
しかしいずれは、ルーブル美術館の「モナリザ」や、オランジュリー美術館のモネの絵画などを、
自然のままの姿で鑑賞できる日が来るかもしれない。
関連ソース画像
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/05/08/27a411182332267fe6b6324a5c0f1bb9/paris-museum-001.jpg
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/05/08/693d18c0aa26842a535a9d86bdd344fd/paris-museum-006.jpg
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/05/08/7c5d2eede0b123e6c1373fb5b1170060/paris-museum-003.jpg
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/05/08/01c8d2b67b94955c855fd541747f3f9d/paris-museum-008.jpg
CNN
https://www.cnn.co.jp/travel/35118813.html