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0001名無しさん@お腹いっぱい。垢版2017/12/16(土) 08:15:50.38ID:h+pq9pdt
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0002名無しさん@お腹いっぱい。垢版2017/12/16(土) 08:45:10.91ID:h+pq9pdt
調べてわかった!韓国で精神病院への入院患者が“強制的”に増えている理由

以前から気になっていたことがある。韓国ドラマなどを見ていると、
時たま登場人物が病院に“強制入院”させられるシーンが描かれるのだ。
ドラマをおもしろく展開させる演出のひとつだと思っていたが、
どうやら現実にも強制入院というのはあるらしい。
いや、それどころか精神病院の入院患者は、ほとんどが
強制入院させられているというのだ。

その事実が判明したのは今年5月だった。国会保健福祉委員長
キム・チュンジン議員が2011年から2014年までの4年間における
精神医療機関に関するデータを公開したのだ。

それによると、2011年に6万7223人だった精神病院の入院患者数は
、2012年6万9425人、2013年6万9511人、2014年7万932人と年々
増加していることがわかった。

長らく続く不況や極度の競争社会によるストレス、はたまた韓国人
特有の病気といわれる“火病”などが原因かと思いきや、どうやら
精神病患者自体が増えているというわけではないらしい。
(参考記事:年間11万人が“火病”に苦しむ現代韓国。

なぜ火病は韓国特有の病気なのか)

というのも、キム議員の公開したデータには、精神病院の
入院患者がどのような経緯で入院していたかも示されている。
「自分の意思による入院」と「保護義務者による入院」が主な
項目なのだが、2011年の数字を見ると、なんと「保護義務者に
よる入院」が全体の75.7%を占めていた。

4年間の合計で見ても、入院患者の71.6%が「保護義務者による入院」だった。
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20160719-00059983/
0003名無しさん@お腹いっぱい。垢版2017/12/16(土) 08:46:31.74ID:h+pq9pdt
日本ては聞き慣れない保護義務者とは、一体誰のことを指すのだろうか。
今回の場合、多くは入院患者の“家族”を指しているという。
入院患者の保護義務者の内訳を見ると、家族が6〜7割で、市・郡・区庁長
などは1割にも満たなかった。

つまるところ、韓国の精神病院入院者の10人に7人は、自分の家族に
よって“強制入院”させられているということになるわけだ。
(参考記事:健康な人が“強制入院”させられる!? 韓国で精神病院の
患者数が増加するワケ)
気になって知人の新聞社記者に尋ねてみると、そもそも韓国の
強制入院のプロセスは、あまりに“お手軽”という指摘があるらしい。
その法的根拠となっているのは精神保健法第24条というものらしい
のだが、精神保健法第24条は現在、憲法裁判所の違憲審判を受け
つつ、次のような内容が規定されている。

「精神医療機関などの責任者は、精神疾患者の保護義務者2人の同意
(保護義務者が1人の場合は1人の同意とする)があり、精神健康医学科
専門医が入院の必要があると判断した場合に限り、当該精神疾患者を
入院させることができる」
韓国の強制入院のプロセスがいかにお手軽かは、他国と比べてみると
わかりやすい。イタリアは強制入院制度自体がないし、アメリカやドイツ
などは法官の同意がなければ入院させることができない。
日本の措置入院も、都道府県知事への通報や「指定する2人以上の
指定医の診察」などが必要だ。しかし、韓国では保護者と精神病院の
医師、つまり第三者を介することなく入院させることができる。

だからこそ、10人に7人が強制入院という現実があるのだろう。
実際に今年6月24日には、患者を170日間も不法監禁した国立精神病院
の院長が韓国の国家人権委員会によって告発された。
もちろん、韓国にもこうした現状を疑問視する声もある。
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20160719-00059983/
0004名無しさん@お腹いっぱい。垢版2017/12/16(土) 08:47:31.57ID:h+pq9pdt
今春に公開された実話ベースの映画『私に会いにきて』(原題を直訳)は
、理由もわからぬまま精神病院に強制入院させられた女性に関する物語
だったが、同作品を手がけた監督は「精神保健法第24条の死角を悪用し
た事例、一連の問題を通じて社会的に保護されない弱者に対する話を
したかった」とメッセージを送っている。

社会的な注目が集まるなか、国会では精神保健法の改正案が議決された。
「精神保健法」という名称から「精神健康促進と精神疾患者福祉サービス
支援に関する法律」に変わり、2017年5月30日から施行されるという。

しかし、今現在も改正されても問題点が非常に多いという指摘が尽きない
というのが正直なところらしい。
(参考記事:来年度施行の改正精神保健法に疑問符…
「さらに深刻な人権侵害が起きかねない」)

いずれにしても脱・精神病院は国際的な趨勢ではないか。
精神保健法が改正されても問題が解決しないようであれば、韓国
では当分、試行錯誤が続くのかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20160719-00059983/
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