>>671続き)

オンラインサロン的な言い方をすると
「退会者が減る(離脱率が下がる)」という状態で、
町作りの観点で言うと「リピーターが増える」
といった感じでしょうか。

オンラインサロン運営と町作りは本当に似ていて、
重要度でいうと「新規ユーザーを獲得すること」よりも
「離脱率を下げること」の方が上です。

うまく回っていないサロンや、町や、テーマパークを見ていると、
新規ユーザーの獲得ばかりに目がいってしまっていて、
「離脱率を下げる」デザインが杜撰(ずさん)です。

えんとつ町のプペル美術館をランドマークにした町作りの
進める順番に注目していただきたいのですが、
最初に作ったのは『美術館』ではなく、
『スナック』で、その次に作ったのが『銭湯』です。

いずれも、“お客さん同士のコミュニケーションを
コンテンツにして、離脱率を下げているサービス”です。

「町起こしで美術館を作りました。是非、遊びに来てね!」では、
美術館オープン直後の一時の集客しか見込めません。

大切なのはオフェンスではなくて、ディフェンスで、
通ってもらえるようにデザインすることですね。

次に作るのは『居酒屋』か『コインランドリー』で、
そろそろ『宿泊施設』にも手をつけなきゃいけませんね。
宿泊施設は、なかなかハードルが高そうですが、必ず突破してみせます。
ていうか、手伝ってください。現場からは以上でーす!