警視庁は「防災の日」の9月1日午前、首都直下地震を想定した交通対策訓練を実施する。
今回は初めて中央自動車道の一部を約30分間通行止めにするなど、過去最大規模の訓練となる。
渋滞が予想されるため、同庁は迂回(うかい)路の利用を呼びかけている。

訓練は東京湾北部を震源とする最大震度7の地震が発生し、都内に大きな被害が出ているとの想定。

災害時に規制される「緊急自動車専用路」のうち、
中央道と国道20号(甲州街道)の一部を午前10時〜同10時半の間、通行止めにし、
事故車両をレッカ―移動させたり、パトカーや救急車を実際に走行させたりする。

対象区間は中央道の上り約11キロ(八王子インターチェンジ〈IC〉―国立府中IC)と、
国道20号の上下線約22キロ(国立インター入口交差点―大原交差点)。

このほか、通行止めになる都内の幹線道路は59カ所で、午前9時から約10分間。
この間は環状7号線の主要交差点19カ所から都心方向への進入も禁止する。

交通規制の詳細は同庁ホームページで確認できる。

写真:防災の日(9月1日)の主な交通規制
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170829002024_comm.jpg

以下ソース:朝日新聞 2017年8月29日15時56分
http://www.asahi.com/articles/ASK8T5R5ZK8TUTIL02M.html