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全国高校野球選手権福島県大会の初勝利をノーヒットノーランで飾り、ガッツポーズで喜ぶふたば未来学園高の草野陸世君=11日午前、福島県いわき市
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東京電力福島第1原発事故で生徒数が減少し、休校を余儀なくされた五つの高校の受け皿として、2015年に開校した福島県立ふたば未来学園高(広野町)が11日、全国高校野球選手権の福島県大会で初勝利を上げた。3年生投手の草野陸世君がノーヒットノーランの偉業を達成、福島北高に3―0で快勝した。
1年生だけで臨んだ一昨年と、昨年はいずれも初戦で敗退。草野君は「チームのみんなが守ってくれたおかげ。少しは成長できたかな」とほっとした表情を見せ、主将の遠藤和明君は「避難者の希望の光になるよう勝ち続けたい」と誓った。