北方四島元島民のプーチン大統領への手紙はヤラセだった?
http://blog.goo.ne.jp/eurasia-candy/e/7ad3c1771853defc707603fe91296d3f
【北海道新聞】 北方領土の日 返還の願いに沿う道を 2017年2月7日
http://editorial.x-winz.net/ed-41579
政権とNHKに北方領土「やらせ疑惑」
プーチン宛て「元島民の手紙」の秘事
ttps://www.sentaku.co.jp/articles/view/16920
ところが、プーチン氏宛てのこの手紙は「北方領土を返してほしい」という根本的な要求には言及せず、自由な墓参りを懇願
するだけの内容にとどまっている。不自然極まりないのだ。霞が関界隈では「手紙は官邸が書いたようだ」(関係官庁筋)との
観測が広がる。ロシアと事前にすり合わせた疑惑さえ漏れ始めた。交渉のゴールを領土返還から、解決の名に値しない「墓参」
にすり替える「やらせ」に官邸が関与しているとすれば、安倍外交の根幹が崩れかねない。
   ・・・(中略)・・・
 ここに関係者から入手した「ウラジミール・プーチン閣下様」で始まる手紙のコピーがある。
   ・・・(中略)・・・
そして手紙は「私たちは安倍首相を信頼し、全てを託しています。首相が決めたことに従います」と続く。元島民の総意とは
にわかに信じがたい内容だ。
 ここで核心に迫ろう。手紙には元島民団体「千島歯舞諸島居住者連盟」の関係者7人の署名が添えてある。このうち一部の
署名者がプーチン氏来日後の昨年12年下旬、複数のメディアに「東京に呼ばれ、そこで手紙の原文を初めて見た。サインした
が、コピーは持っていない」と明かした。
   ・・・(中略)・・・
 では、いったい誰が書いたのか。ちらつくのは、安倍政権の大本営発表を担っていると揶揄されるNHKの影である。元島民
団体に近い筋は「(手紙の)筆者はロシア語に精通したNHKの記者との噂で持ちきりだ。日本語の原文も、NHKが官邸の意向
を踏まえて作成したと言われている」と明かす。これが本当であれば、看過できない重大事だ。
   ・・・(中略)・・・
 昨年12月上旬の段階で、首相が「来る首脳会談で領土交渉の進展は見込めない」(政府筋)との悲観的な見通しを立てていた
のは、日ロ外交に携わる政治家、官僚なら公知の事実。「世論の失望を買わないよう、何か手は打てないか」。こんな焦りを
覚えた首相サイドが、実現可能な要望だけを盛り込んだ手紙を「元島民の総意」と銘打って金科玉条のごとく掲げたのが実態
と言える。
   ・・・(中略)・・・
 案の定、メディアは読売新聞の5月19日付朝刊を皮切りに「空路による墓参を6月18日にも実施する方向で調整に入った」と
相次ぎ報道。背後に官邸のリークがあるのは明白だ。もうお分かりだろう。首相の取り組みは、政権浮揚のためのパフォーマンス
に過ぎない。
 ソ連軍に一方的に奪われた北方領土の返還を実現する意志がないなら「愛国保守」の看板を即刻下ろすべきだ。