立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
月末を控えてさすがに調整も入ります。むしろ上がる方がおかしい。22000円が過熱ラインと見るならば、そこから若干下げた水準でもみ合うのは正常です。
香港の政情不安を加味すれば、それでもその水準を維持しているのは、手仕舞いを考えずに投資家が強気になっている現れかもしれません。

[東京 29日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比62円31銭安の2万1854円00銭となり、反落した。前日まで急ピッチで上昇して週末・月末を迎えたことから調整売りが出やすいタイミングだった。トランプ米大統領が中国に関する記者会見を予定していることも米中対立の先鋭化に対する懸念を誘い、上値を重くした。一方、日銀のETF(上場投資信託)買いに対する思惑や押し目買い観測などもあり、下押しも限定的だった。

日経平均は前営業日比108円68銭安でスタート。一時下げ幅を200円超に拡大する場面もあったが、そこから下げの勢いは強まらなかった。市場からは「今週はセンチメントが良く、押し目らしい押し目がなく上昇してきたので、下がったところでは押し目買いが優勢になるようだ」(水戸証券のチーフファンドマネージャー、酒井一氏)との声が出ていた。

TOPIXは0.39%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2084億円だった。東証33業種では鉄鋼、海運、輸送用機器、繊維などが値下がり率上位。医薬品、食料品、情報・通信、電気・ガスなどディフェンシブ系の業種が値上がりした。

個別では、ニコン が大幅安。28日、2021年3月期の業績・配当予想を未定にすると発表したが、それに対する具体的な施策を示すには至っておらず、ネガティブな印象との声が出ていた。日産自動車 は急反落。28日発表した20年3月期連結純損益が6712億円の赤字(前年は3191億円の黒字)となったことなどが嫌気された。

東証1部の騰落数は、値上がりが937銘柄に対し、値下がりが1152銘柄、変わらずが78銘柄だった。

2020年5月29日 / 11:55
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2DB0U0?il=0