Echoシリーズなどを開発しているハードウェアチームLab126と音声アシスタントAlexa担当チームが、コードネーム「Dylan」の下で協力しているという。
端末はマイクとスピーカーを備え、ユーザーの会話の内容と声の緊張度などから状況を判断して、例えば他者とのより効果的な交流方法などを適宜ユーザーにアドバイスする。リストバンドはスマートフォンと接続する。
Amazonは2017年にユーザーの感情を断するために音声パターンを分析する音声ソフトウェアの特許を出願している。この書類の概念図では、例えばユーザーが咳をしながら「お腹が空いた」とAlexaに言うと、Alexaがチキンスープ(風邪に効果があると見なされている)のレシピを勧めている。
Dylanがどの程度進捗しているかは不明。Bloombergはこれまで、Amazonが家庭用ロボットを開発していることや、Alexa搭載のAirPodsのようなイヤフォンを開発していることを報じている。
2019年05月24日 06時35分
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1905/24/news065.html