0001田杉山脈 ★
2019/05/18(土) 17:17:25.41ID:CAP_USERその後も出荷日未定と報じられていましたが、ようやく目処が経ってきたようです。サムスンがハードウェアの耐久性を向上させる改修をした上で、来月6月中に再発売を検討しているとの噂が伝えられています。
この件を伝える、韓国を代表する通信社・聯合ニュース(Yonhap News)報道によれば、サムスンは故障報告が集中していたディスプレイ周りの改修に焦点を当てているようです。
改修点の第1は、画面を覆っている保護レイヤーを上から下まで本体の中に組み込んで、取り外し不可にしたとのこと。レビュアー報告の中では、本来は剥がしてはいけないこの膜(レイヤー)を勝手に剥がしたことでOLEDパネルに重大なダメージを与えたと思しき例が多数あり、この改修は妥当と思われます。
第2に、折りたたみの軸となるヒンジ部分の露出も最小限に抑制したこと。従来はヒンジの上と下が塞がれておらず7mmものすき間があり、The Vergeのディーター・ボーン記者もヒンジそのものが破損し、あるいはヒンジのすき間から砂粒状の異物が入り込んでスクリーンとの間に不自然な膨らみを作っていると報告していました。
さらにこうしてハードウェアを強化改修する一方で、製品パッケージでも注意書きを強化する予定だと伝えられています。
サムスンの対応は修理業者iFixitが分解した上で「驚くほど壊れやすい」と評した弱点を補う妥当なものと思われます。が、Galaxy Foldを予約した人達が合わせて気になるのが「いつ、再発売されるのか」という点でしょう。
聯合ニュースの業界情報筋によると、改訂版のGalaxy Foldはすでにテスト中。その結果を受けて今月中にリリーススケジュールを発表し、来月に再発売する方針を検討中とのことです。先日の報道では「5月末までに出荷できなかった場合は、米国では予約注文は自動キャンセル」とありましたが、今回の記事では米国よりも韓国発売のほうが早い可能性もあると伝えられています。
意欲的なフォルダブル端末の先駆けとなりながら、前人未踏の領域のためか詰めの甘さを露呈してしまったGalaxy Fold。発売前に構造的な弱点が発覚して対応できたことをプラスとして、万全の体制で再スタートを切って欲しいところです。
https://japanese.engadget.com/2019/05/16/galaxy-fold-6/