【航空】戦闘機も高齢化社会 進む軍用機の“寿命”延長計画 次はAI
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
2018.9.11 06:30 産経WEST
https://www.sankei.com/west/news/180911/wst1809110011-n1.html
航空自衛隊の主力戦闘機「F−15Jイーグル」が最新仕様にアップグレードされることが事実上決定した。昭和56(1981)年に導入が始まって以来、日本の空を守る主役として飛び続けてきたが、いまやゲーム機やスマートフォンにも劣る性能の電子装備などを、最新仕様に更新するのだ。こうした“旧式機”を蘇らせるための近代化改修や寿命延長改造はいまや世界の軍隊のトレンドともいえる。日本の社会構造同様「高齢化」する軍用機の世界での対策とは−。(岡田敏彦)
■中身を一新
改修計画は平成31(2019)年度概算要求の概要」として防衛省が8月末に発表した。F−15戦闘機については、長距離巡航ミサイルJASSM(ジャズム)などスタンド・オフ・ミサイルの搭載を含む機体改修と電子戦能力の向上として2機改修に101億円、また設計変更など関連経費で439億円を計上している。
JASSMは射程約900キロで、正式名称は「AGM−158 Joint Air−to−Surface Standoff Missle」。導入の構想は数年前からあり、小野寺五典(いつのり)防衛相は昨年末、「相手の探知範囲や射程の圏外から日本に侵攻する部隊に対処することで、より効果的かつ安全に作戦を行えるようになる」と導入理由を説明。「専守防衛」に反しないと強調していた。
この改修は、JASSMが最新鋭である一方で、それを搭載するF−15J戦闘機には大幅なアップグレードが必要なことを示している。F−15Jは1970年代に開発されており、最も問題なのは電子装備の旧式化とされている。
レーダーとその情報処理装置、火器管制装置が開発されたのは70年代。民生品に例えれば8ビットパソコン時代のテクノロジーだった。空力をつかさどる外形やパワーの源となるエンジン(P&W F−100)は現在の視点でも高性能だが、JASSMの運用となると目標位置のデータリンクなどのため大幅な「中身の更新」が必要だった。
ただ、航空自衛隊のF−15Jは、これまでにもMSIP(多段階能力向上計画)などによって全約200機のうち100機以上が電子装備の更新を受けており、今回の改修は「さらなる最新鋭化」ともいえる。
全く新たな最新鋭機への買い替えか、あるいは少なくない予算をつぎ込んでの既存機改修か、という二者択一は悩ましい問題だが、世界の趨勢は明らかに後者の既存機改修にある。その代表例が米空軍の戦略爆撃機B−52だ。
■未来の兵器との組み合わせ
米航空専門誌アビエーション・ウイーク(電子版)は8月末、B−52に最新の極超音速攻撃兵器を搭載する実験が行われると報じた。B−52は試作機の初飛行が1952年、つまり第二次大戦(〜45)直後の技術水準で作られた大型航空機だ。
元々は自由落下の核兵器の運用を目的に開発されたが、60年代にはベトナム戦争で大量のペイロード(兵装搭載能力)を買われ絨毯爆撃に使われた。
同時代の航空機はほぼ全て退役しているほどの旧式機だが、昨年には機体の心臓ともいえるエンジンの換装を含めた大規模な改修計画が決まり、米空軍は2050年まで運用する方針を示している。そのパイロットは親、子、孫の3世代にわたるほどの長寿機だ。
この長寿には運用コストが低いことなど様々な理由があるが、同誌の報じる極超音速攻撃兵器との組み合わせにおいては、B−52の機外搭載能力が高かったことがあげられる。
※続きます >>1 続きです。
B−52の後継として70年代に開発された超音速戦略爆撃機B−1や90年代開発のステルス爆撃機B−2は、爆弾やミサイルを主に胴体内に収容する前提で設計された。高速化やステルス化のためだったが、必然的に胴体兵装庫(ウエポンベイ)のサイズを超える新兵器は扱えなかった。一方、B−52は翼下にも重い爆弾類を搭載できるため、これまでにも宇宙機「X−15」の母機に選ばれるなどの実績がある。
そのB−52に対し新たに付与された役目が、極超音速兵器「X−51Aウェイブライダー」の発射母機としての役割だ。
X−51はスクラムジェットエンジンを搭載するドローン(無人機)で、2010年から試験飛行を開始。試験では特殊なB−52(NB−52H)の翼下に懸架され、13年にはマッハ5を記録している。同誌によると、米航空大手ボーイング社ではこのX−51で得られたデータを元にした極超音速兵器を開発中で、実用化して部隊配備する場合、その搭載母機もB−52になるという。
■老兵は戦い続ける
米軍ではこうした“延命措置”は一般的で、近年では米空軍の地上攻撃機「A−10サンダーボルト2」に対し、金属疲労が激しい主翼の換装プログラムが実施(05年)されたほか、今年3月にはボーイング社が米海軍の艦上戦闘機F/A−18E/Fスーパーホーネットの機体寿命延長を含む近代化改修を約7300万ドルで受注。空軍のF−15Cイーグルについても、ボーイング社は設計時の飛行寿命(約8000時間)を遙かに超える32000時間の飛行が可能だとみて試験を行う一方、将来も第一線で運用するためのレーダー換装などについて研究を行っている。
米軍以外では、イランがパーレビ王朝時代に導入した米グラマン社製の艦上戦闘機F−14トムキャットを今も使い続けていることが有名だ。1974年から計79機が引き渡たされたが、イラン革命で米国との関係が悪化。戦闘機の補修部品が入手できなくなるなか、部品の密輸や自作、カニバリゼーション(共食い整備)で悪戦苦闘するも、近年はロシアの技術援助で補修を行い延命している。
またパキスタンでは、導入後半世紀を過ぎた仏製ミラージュ3戦闘機が現役だ。AFP通信によると1978年にミラージュ再生工場を設置し、製造元の仏ダッソー社の支援も受けて年間12機のスケジュールで“再生”を行っている。
■次世代は無人機とAI
とはいえ、こうした延命化は、戦闘機、ひいては航空機の技術革新がスローペースとなっていることが背景にある。第二次大戦後の戦闘機は、プロペラ機からジェット機へ、さらに音速の壁を突破し、エリアルールなど最新の流体力学を導入し、可変翼やFBW(フライバイワイヤ)、高性能レーダーの小型化など、次々と新たなテクノロジーが開発され、新たな戦闘機が誕生してきた。
ところが現在、最新の革新的なテクノロジーとは20世紀末に開発されたステルス性(レーダーに映りにくい性能)だけといえなくもない。最新鋭戦闘機とはレーダーに映りにくいステルスであり、ステルス性能を持たない機体は「そこそこの性能」と「運用コスト」で評価される時代となりつつある。
米国やドイツでは、将来の有人戦闘機は多くの無人機を従えて飛び、AI(人工知能)に支えられて戦うものとの見方もあり、「老兵」が消えるとき、その後継者はAIとなるのかもしれない。 このアップグレード対象って前期生産型のF-15Jなの?
それとも後期生産型のF-15J? 航空評論家の杉江弘さんも
「飛行機に寿命はない」と言ってた 日本のF15に内蔵してるコンピュータって
ファミコンと同じくらいの性能しかないってマジか >>5
>航空自衛隊のF−15Jは、これまでにもMSIP(多段階能力向上計画)などによって
>全約200機のうち100機以上が電子装備の更新を受けており、今回の改修は「さらなる最新鋭化」ともいえる。
さらなる最新鋭化だからMSIP機をさらに改修しようという計画でしょ そういや戦闘妖精・雪風の実写映画化の話はどうなったの AI 「おい敵のAIさん、サイバー空間張ったからここでシミュレート対戦してみない?」「OK」
「まずこっちの機を14機こう出して、、あっ、おっ、そう来るだろうからこうして どうだい?」「うーむ」
「でここを封鎖して、その軍事基地を爆撃、そっち34%壊滅だね」「こっちもおたくのこの拠点は捨て身で得るが」
「このまま進めて、そっちの損害74.6% こっち26.8% まだやりますか?」「リセットして違う作戦でやらせろ」
「・・百回対戦して、最大の僅差でも、おたくの被害62、こっち38 実戦する気まだありますか?」「わかった個人的には降参だ」
「こんなんでましたけど、敵の人間司令官に首相、やりますか?」 シミュレーションでは常にやられ役だが
公式戦?では一応無敗の戦闘機
こういうドッグファイト無双みたいな
変態的な機体は、もう出ないだろうなあ
実に惜しい >>12
2013年頃にトム・クルーズ主演で出ていたようですが、新しい情報なぞは
ありませんでした。まさかトップガン2に組み込まれていたりしてw まあ概算要求見ると2機改修で101億円、改修技術予算など別途で計439億円以上の予算か要求されてる
F-15SJの「2040C」化って言っていいレベルの大改修なんだろうけど
公式的には本当にいきなりというか降って湧いたものなんで
(以前の報道じゃボーイングが「2040C化」を売り込んでるってのはあったけど
今回多かれ少なかれボーイングは絡んでくるんじゃないかな)
F-2後継の時期FX選定が遅れてる挙げ句(というよりまだコンセプトすら定かじゃない)に、
中国軍のとんでもないペースでの近代化(というよりもう未来化)に対応しなきゃって
夏休み1日まえに全部残った宿題片付けなきゃって泡食ってる感
まあ事実上のF-4EJ改と同じ世代といっていいポンコツF-15SJをどうすんのかなってのはあったけど
完全にF-35で代替だろうなって思ってたからねえ 博物館級の年代物であるF-4はいつまで使うんだろ
いざ出番という時にお役目を果たせるんかな? >>1
最後の一行だけ脈絡が無いな
知ったかぶりしたかったのだろう どう考えてもAIで飛ばせるならステルスしなくてもそれ以上の戦闘能力やろw
両方備えてりゃ脅威もよいところw ある種の物理的な限界に近ければ
開発費をかけて
あたらしい機種をつくっても
それにみあうメリットがない
そういうことにもなるんだろう 今やソフト次第で飛行特性とか変えられるからな
ステルス性付与とかはまた違う話になるが、フレームさえ保てば幾らでもソフトで性能向上させて使えるってこと
一から新規で作るならよっぽど目新しい理論に基づかなければ無駄
ステルス5世代から劇的に変わるような理論で作られないとね
マッハ2.4が2.5になる程度の性能の新型機を作ることにどれほどの意味もない
さして変わらん
そういうカウンタックとフェラーリBB365の性能ような違い程度なら新型機なんか作る必要がない こういうのってどこまで互換性があるんだろう?
F15にF35の真下が見えるやつとかある程度出来るんだろうか。
出来たとしてもアメ様が「新品に買い換えろバーカ」で終わるだろうけどさ。
>>17
「マイケル、助けて!」
「後で必ず助けるからな」 第4世代 ほぼ人間の限界に達した機動性
第4.5世代 第4世代機の電子機器をアップデート
第5世代 ステルス付与 旧「国鉄型」を使い続けていた、JR西日本の「体質改善更新工事」みたいな何か。 ちなみに今の空自のF-15Jには
F-15SJ(F-15Jの初期輸入・生産型)と
F-15MJ(F-15Jの中後期生産型を、近年、部分的に近代改修したもの)
があるんだけど
記事でのF-15改修っていうのは、初期型のF-15SJを大改修するってものね
で「じゃ、なんでF-15SJは一番古いのに今まで近代改修されずに
中後期型を改修してるんだよ順番が逆じゃねーかバーカ」って思うかもだけど
F-15SJは色んな意味で「古すぎるし余裕がない」んで、
MJ化みたいな「部分的」近代改修には耐えられなくて放置(?)されてたということ
で、今回はレーダーからソフト環境含めた諸システムから
コクピットレイアウトからまるっと入れ替えて、対応する武器兵装も変更&増強して
機体延命措置も施して部分的機体設計も変えるような勢いで
新造とそんなに変わら予算をかけてF-15SJを近代改修するって話
おそらくボーイング案の「2040C(米軍のF-15Cの近代改修案)」に似た
ミサイルキャリア化にさせるんじゃなかろうか >>1、ららら 無人くん ららら無人くん らららら♪ 日本のITは派遣や非正規の仕事だからAIなんて無理だよ
しかも朝鮮人のIT土方がかなり入り込んでるし >>1
>とはいえ、こうした延命化は、戦闘機、ひいては航空機の技術革新がスローペースとなっていることが背景にある。
>ところが現在、最新の革新的なテクノロジーとは20世紀末に開発されたステルス性(レーダーに映りにくい性能)だけといえなくもない。
>最新鋭戦闘機とはレーダーに映りにくいステルスであり、ステルス性能を持たない機体は「そこそこの性能」と「運用コスト」で評価される時代となりつつある。
ステルスだけって…技術革新がスローペースって…
F-35のIRセンサと情報処理能力は怪物だし、電子戦で敵のレーダー黙らせたり、模擬戦でキルレシオ24:1とか叩き出してるんですが…
そんなキルレシオ差でも評価されるステルス性能を持たない機体ってなんだよ。
ミサイルキャリア?即死覚悟のスクランブル専用機? そんな役割なら無人機が評価される時代となりつつあるだろ 初期型F-15Jを魔改造して
空自はどこと戦うつもり 機体は多少古くてもいいが、
アビオニクスはすべて国産化して最新鋭のものにすべき。
三菱電機がどこまでできるか知らないが。 >>8
多分間違い
ちょっと後に出たF16が68020らしいからね少なくとも16ビット相当はあるんじゃないの
ただ最古のCPUとも言われるF14はその程度かそれ以下かもしれんが 日本では、
道路も橋も高齢化
原子力発電所も高齢化
ニートひきこもりも高齢化 近代化改修と称して機体のシリアルNo.が同じなだけの別機体に入れ替わってたりしてな
残ってるの主脚だけとか AIも使い過ぎたら、
自転車を攻撃するのに核を要求したり
バルカン砲で空母撃破出来ると言いだす。 F−15を200機も持ってるのか
いつ起こるか分からんのに無駄遣いするより借金返済に使えよ >>43
日本の人口の1割しかないスウェーデンは戦闘機140機持ってるがな
全部最終アビオ搭載 >>7
近未来、AIが搭載されたA-10
ある時、父さんが家にA-10を連れてきた。
そのA-10は特別で、ウソをついた人の顔を攻撃するって言う物騒な代物らしい。
そんなある日…。
僕は学校から帰宅するのがかなり遅くなってしまった。
すると父がこう尋ねてきた。
「どうしてこんなに遅くなったんだ?」
僕は答えた。
「今日は学校で補習授業があったんだよ」
すると驚いたことに、A-10が急に飛び上がり、僕の顔をヴォォォした。
父は言った。
「いいか、このA-10はウソを感知して、ウソついた者の顔を攻撃するのさ。さあ、正直に言いなさい」
そして父がもう一度聞いてきた。
「どうして遅くなったんだ?」
僕は本当のことを言うことにした。
「映画を見に行ってたんだ」
父はさらに聞いてきた。
「なんの映画なんだ?」
「十戒だよ」
これに反応して、A-10がまた僕の顔をヴォォォした。
「ごめんなさい…父さん。実を言うと『Sexクイーン』ってのを見てたんだ」
「何て低俗な映画を見てるんだ、恥を知れ!いいか、父さんがお前くらいの頃は、そんな映画を見たり態度が悪かったことなんて無かったんだぞ」
するとA-10はきついマーベリック一発を父に食らわせた。
それを聞いていた母が、キッチンから顔を覗かせるとこう言った。
「さすが親子ね、あなたの子だけあるわ」
母の頭に2000ポンド爆弾MK-84が落ちた。 NZは金食い虫の空軍を廃止したんだよ
日本も空自廃止して莫大な債務の返済にあてたほうがよっぽど国防のためになるわな F4の後席の人ってパイロットの資格もってるの?
まさか、F4退役で役割なくなったりしないよね? >>47
アイハブコントロール、ユーハブコントロールできるから、パイロット資格必要。 2機で500億円の改造予算
ランディングギア以外はF-22ソックリになったりして 記事には無いけどミグ21もアップグレードして長く使うつもりなんでしょ イーグル初期型を弾道ミサイル迎撃用にできんものか? 毎日のお仕事であるスクランブル業務ではステルスだと意味が無いのでF-35Aにわざわざレーダーリフレクターを付けるぐらいならF-15を長く使った方が便利かも F-15J Pre-MSIP機の魔改造はしないの? F-15みたいに多くのミサイルを積める戦闘機(要改修を含めて)を、空自は新規に調達する見込みが当面ない。
そういう意味では簡単に失えない貴重な存在。 どうせ飛ぶだけなんだから半分ぐらい国産の試験機レベルでいいと思うわ
そしたら定期的に開発生産できて徐々に質も上がってくやろ いっそのこと、DSとかスマホでも載せておいたどうだ?
安くつくし、性能だって大幅うっぷだろ。 >>28
MSIP機の拡張性の有無はMIL-STD-1553Bデータバスの有無にあった。
だけれど、2040Cに準拠する改修は、データバスをMIL-STD-1760に換装することまで含まれることになるから、MSIPを改修しようがpreMSIP機の改修しようが、価格や作業内容に一切変更がない。
未確認だが、APG-63(V)3がMIL-STD-1553Bに対応してないらしいし >>54
スーパークルーズするだろう中露第5世代機をF-15でスクランブルするのは無理ゲーだろ。
ついでに運用コストはF-15よりF-35の方が安く、機体寿命もF-35の方が長く、整備時間は半分に短縮されてる
もう旧世代機の取柄は調達価格しかないが、キルレシオや任務成功率や改修費用を考慮するとコスパ最悪。
今旧世代機を使う理由は「新世代機が手に入らないから仕方なく嫌々使う」しかない。便利なんてとんでもない
>>57
F-15とF-35の最大搭載量ほぼ同じ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています