このお題の通りある日突然破綻という可能性は相当に低い
だから今まで通りでいられるかというとその可能性も相当に低い
日本は今の生活水準を維持できずにもっと落ちるのは確実だということ

当然のことながら国内資産の価値もそれに応じて落ちていく
円の価値だって今まで通りに高いままなんてことはないし人口減少で不動産価値も落ちる
人口動態と聞くと狂ったように反発する人がいるけどGDPの60%が個人消費という日本では
労働力人口の減少はそのまま国内市場縮小と経済力低下をもたらす
それなりに労働人口がいたバブル崩壊後20数年のように円だけが高いという現象は今後は起きにくい
ほぼ通貨の価値は国力に連動していくだろう

当然のことながら円が強いうち、海外投資が割安な時にやった人間は特等席を確保している
いまからでも手遅れではないけど美味しいところは既にもっていかれたということ
日本人は横並び意識が強く他の人と同じ行動に安心感を持つ人が多いけど
それは世の中が順調な時はよいが下り坂の時には他の人と同じは自分も不利な状況に追い込まれるということ
日本の国全体が下り坂なのだから他の人と同じは同じように転げ落ちる

人に先んじるのはリスクはあるけどそれだけ美味しいチャンスも最初に手にする権利もある
野球でいえばもう8回といったところだろうね

人口動態というと感情的な反発する人がいるけど
先進国・中進国では人口動態はモロに経済成長に影響するから認めたくないと喚いても事実は変わらない
アベノミクス景気もおそらくピークは昨年で今年から徐々に陰りが出てくるでしょう
そいつは人口動態を見れば一目瞭然

労働人口=市場規模、消費活発人口(40〜45歳)=成長力

これは投資の世界ではほぼ常識
日本は労働人口数も消費活発人口でも2020年以降は更に減少が加速する
これで現状維持が可能とか思ってる人は相当に甘いとしか言いようがない