0001みつを ★
2017/12/30(土) 10:35:03.21ID:CAP_USER12月30日 4時56分
ヨーロッパの主な株式市場でことしの取り引きが終わり、ドイツのフランクフルト市場では、この1年で12%余り値上がりするなど、ユーロ圏の景気拡大や堅調な企業業績を背景に株価は各地で値上がりしました。
ヨーロッパの主な株式市場で、29日、ことし最後の取り引きが行われました。
主な市場の株価指数の終値は、去年の年末と比べて、ドイツのフランクフルト市場で12.5%余り、パリ市場で9.2%余り、カタルーニャ州の独立をめぐって揺れるスペイン・マドリード市場で、およそ7.4%、それぞれ上昇しました。
ユーロ圏ではこの1年、景気の拡大が続いたほか、フランス大統領選挙やドイツ連邦議会選挙などで、EU=ヨーロッパ連合の枠組みを揺るがす結果がひとまず避けられたことも株価の上昇を支えました。
一方、イギリスではEUからの離脱交渉の先行きが不透明なことから景気は減速傾向なものの、国外で事業を展開する企業を中心に業績は堅調で、ロンドン市場では7.6%余り上昇し、過去最高値でことしの取り引きを終えました。
来年の見通しについて市場関係者は「ヨーロッパの株価はアメリカの株価上昇にけん引された面もあるが、企業業績は堅調で、しばらく上昇が続く余地はある。ただ、一部に過熱感があることや、ヨーロッパ中央銀行が進める金融緩和の縮小が株価にどう影響するか注視する必要がある」と話しています。