>>400
残留応力が抜け切ってなくて後から歪んでくる話と
耐熱限度を超えたところまで温めてねろねろに溶かす話と
経年変化の話ってのはいちいち全部違うんじゃないかってところに。

揮発成分を多く含むものだと成分が飛んで全体が痩せてくるなんて変化の仕方だってあるから
密閉空間で加速劣化試験みたいなことをやった状態と実際の使用環境での劣化って
同じにならない感が。

だから「実験室で加速劣化試験した結果は大丈夫だったから」って生産にゴーサイン出したものが
実際に想定寿命を迎えるより遥か先に、当時は想定しなかったような原因で壊れるってよくある。

永遠にもつんじゃないかまで言われたCDとかLDが、実際には保存が悪いと20年ももたない場合がある
(逆に保存がよければ四半世紀前のデッドストックを今聴いて平気だったりする)とか、
書き込み型光学メディアなんてメーカーが謳うだけの期間は普通の管理じゃもたないとまでいわれるし。

耐久消費財系の商品が昔より圧倒的に壊れやすくなったってのも
買い替え当て込んでの耐久性管理だけじゃなく、想定寿命レベルでもホントには試さなくなったからだろうな。