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読売新聞版。

吉村知事、症状ある人にうがい薬でのうがい勧める…専門家から疑問の声も 2020/08/04 21:23

 大阪府の吉村洋文知事と大阪市の松井一郎市長は4日の記者会見で、
発熱などの症状のある人とその家族や医療従事者らに対し、
新型コロナウイルスの感染対策として、ポビドンヨード入りうがい薬でのうがいを励行するよう求めた。

 府立病院機構大阪はびきの医療センター(羽曳野市)が同日、
軽症の感染者が市販のうがい薬でうがいをすると、
唾液からウイルスが検出される人が減ったとの研究結果を発表したことを受けたもの。

 今後、さらに詳しく調べるとしているが、感染や重症化を防ぐ効果は確認されておらず、
専門家からは疑問の声も上がっている。

 同センターは6〜7月、府内で療養中の軽症者41人に協力を依頼。
25人が1日4回うがい薬でうがいをした。
唾液中のウイルスの有無をPCR検査で調べたところ、うがいをしたグループは、
初日の56%から4日目は9・5%になり、うがいをしなかったグループに比べ低かったとしている。

 川村孝・京都大名誉教授(疫学)は、「唾液中のウイルスを減らす効果はあるだろうが、
感染の仕組みは複雑だ。今回の研究結果は慎重にとらえるべきだ」と指摘している。

ttps://www.yomiuri.co.jp/medical/20200804-OYT1T50239/